ネイルをやりながら何のゲーム実況見ようかな~と漁っていたら、まさかの名越先生(※精神科医)がserial experiments lainの実況やってるチャンネルを発見…!!
以前名越先生の精神医学の観点からの「血の轍」の感想?解説?動画を見てものすごく面白かったので、lainやってくれるとかもう見るしかないよね!と視聴開始。
やっぱりlainでも一つ一つの断片に対しての精神医学からの分析が深すぎる…!(そして名越先生もデカルトについて言及してた!着眼点が一緒で嬉しい!)
その解説の中で、ちょっと気になるコメントがありまして。
カウンセリングのシーンで、カウンセリングされる側が聞かれている自分のことを話さず、むしろ相手のことを聞き出そうとしているシーンで
「相手の話を聞こうとするのは、相手のことを支配しようとしている」
と仰っていたのですよね。
え、そうなの?
相手を支配しようとする時って、自分の思いや意見を押し付けようとしてくるんじゃないの?
そして相手の話を聞こうとするのは、もちろん相手を支配したい時だけではなく、相手に好意や親しみを持っている時にもする行動であるとも仰っていました。
それはよくわかる。嫌いな人はどうでもいいけど、好きな人のことはその人がどんなことが好きなのか、どんなことを考えているのか知りたいよね。
…ん?
もしかして、支配と愛情って、似てる?
それとも表裏一体のもの?
私の個人的なこのlainというゲーム及びアニメの感想として、ゲームでは主人公の玲音は誰からも愛情を得られなかったがためにワイヤード世界の支配者となっていったような印象を受けるのですが、アニメでは人からの愛情を感じられたために自らその地位を捨てたように思ったのです。
で、ふと思い出したのがチェンソーマンにおける支配の悪魔、マキマさんのこと。
マキマさん、というか支配の悪魔が求めていたもの。それは家族のようなもの、たくさん抱きしめてもらうこと。それを裏付けたのがデンジとの映画デートで家族が抱き合うシーンを見てたった一度だけ流した涙でした。

マキマさんは自身が支配した悪魔や人間については、もれなくマキマさんのことを「支配の能力で」好きにさせていました。(天使くんやパワーちゃんはそうでもなかったですけど)
別に能力で支配できるのなら自分に好意を持たせる必要なんてないわけなんですが。わざわざ好意を持たせて「マキマさんのために」みたいな意志を働かせているわけです。
愛情に飢えている人が支配的になるのかな?
翻って、自分と息子の関係を考えてみる。
私は息子のことが大好きだけれども(その割にこのブログは愚痴だらけですが)息子への行動は、支配になっていない?
先日の「朝に英語やるやらない問題」についても、私は息子を「自分の思い通りに」勉強させようとしている。これは支配かもしれない。
だけど、どうして息子に英語を勉強させたいのかと言えば、将来息子にできるだけ苦労させたくないから。短期的に言えば学校のテスト。小テストがクリアできなくて追試のためにかける時間だって無駄なんだから、一発で合格できるくらい力を付けた方が後々楽じゃない?そして長期的に言えば受験でも仕事でも英語は出来ないよりできた方が損はない。息子が英語が出来ないことによって進路が狭まってもよければそんなことまで気を回さない。だから勉強させたいのは私の愛情でもある。
逆に、親のことが好きで好きでたまらない子は、自分が勉強なんてやりたくなくても親を喜ばせるために必死で勉強してたりするんですよね…うちの息子ではありえないことだけど…
これは支配されているからではなくて、親からの愛情が欲しいからこその行動なんですよね。
うーん、結構奥が深い問題だ…。
あ、ちなみに名越先生によると、思春期の子に聞きたいことを直接聞くのは愚策のようです。どうしたらいいって言ってたかな…そこが重要なのに忘れちゃった…。
↓冒頭で挙げた血の轍。とにかくつらい漫画でした…