N50発達障害男子の中学受験、からの中高一貫校生活

発達凸凹、高IQでも偏差値は50。2023年中受終了した男子の生態を綴るブログです。

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プリントのアコーディオン化問題

今朝、こんな記事を読んでしまいました。

president.jp

以下、記事より引用

プリントや文房具がぐちゃぐちゃに突っ込まれた鞄を見たときも、「君たちの頭の中と同じだ」と伝えています。アコーディオン状の保護者向けプリントが鞄から出てくる生徒は、おそらく家庭でのコミュニケーションも成り立っていません。鞄の整理はついついやってあげたくなりますが、自分のことは自分でできるようにしないと、いつまでたってもできるようにはなりません。

 

うっ…耳が痛い…

 

塾カバンどころか小学校6年間悩まされ続けた問題です。
むしろ日能研は保護者向けのプリントはいつも立派な白い封筒に入れて配布してくれたのでさすがにアコーディオン状態になっていたことはありませんが、小学校のランドセルはいつもカオスでした。
と言うかランドセルに入っていればまだいい方で、保護者会、授業参観など、学校に行ったときは必ず机の中をガサ入れして帰ってきました。
毎回机の中でアコーディオンになっているプリントたち…

 

学級だより、給食献立表などは大体配布される日が決まっているので、その日は口を酸っぱくして「今日お手紙あるでしょ!まずお手紙出して!」と言えば出すのですが、息子が自発的にプリントを出したことはほぼありません。
まずランドセルというものを毎日家で開け閉めせず入れたら入れっぱなし、出したら出しっぱなし。
その日にない授業の教科書は持っていくのに、必要なものは忘れる。
低学年のうちは一緒に時間割など揃えていましたが、高学年になると「時間割やるよ!」と言っても「今〇〇やってるからあとで」とか言って全然やらない。そして忘れる。
(あまりのひどさに6年生時の通級の担任の先生に相談したら「もう親が勝手にやっちゃっていいですよ!その方が親子共にストレスないよ!」と言われました。確かにそうすればよかったかも…)

 

6年生になって、学校からではなく卒対委員の保護者さんから配られたプリントなどもあったのですが、案の定持ってこない。
保護者会でそのプリントの内容の話になり、「何それ知らない…」と青ざめる私。
卒対委員のお母様に「すみません」とご相談。快く再配布していただきましたが他にも同じようなご家庭があったようで「プリントって意外と届かないものなんだね!」と驚いていらっしゃいました。
なおプリントが当たり前にお手元に届くその方のお子様はその後、有名難関校に進学されました。

冒頭のプレジデントさん、そういうことですね。

 

そして、さらにそのお母様が素晴らしかったのは
「プリントが届かないのはわかったよ!これからはwebでお知らせするよ!サイトを作ったからそこを見てね!」
とサクっと仕組みを作ってくださったこと。有能すぎる

 

そう、プリント届かない問題はシステムで解決できるのです。

 

現在息子は私立中学に通っていますが、この中学に進学させて良かったと思っていることのうちのひとつが
保護者への連絡事項がほぼすべてメールかアプリ経由ということです。
紙のお手紙や資料は自身が学校へ訪問する時以外、子供経由で渡されることはありません。

なんてストレスフリー!

(しかし成績表などは紙で配布されるので、やはりこれは未だにどうしようもない)

 

他の中学のことがあまりわからないのですが、私立中学ってみんなこんな感じでしょうか。それとも公立中学も今はもうこんな感じに変わってきているのでしょうか。

なんで小学校ってなんでもかんでも紙だったんだろう。学校HPとかあるのに。
コロナ禍になってから連絡アプリとか導入してたのに、それが使われることは学級閉鎖の連絡くらいで最後まで紙のプリントが大活躍していました。