前回の続き。
2年生スタート時はつらいつらいと言い続けていたクラスでの息子について、意外な言葉が担任から飛び出しました。
「息子君はクラスの子と話すより教師と話している方が楽しそうで、先日も国語の教師にしかわからないような言葉遊びを仕掛けてひとり楽しんでました。そしてクラスの子に比べて精神年齢が高いから、ここにいるのがつらいのかもしれません」
えっ
…精神年齢が、高い?
…精神年齢が、高い!?(大事なことなので2回
いや、私も高IQのお子さんは精神年齢高めって見たことありますよ?そしてそういう子は大人と話す方が好きっていうのも。
でもほら、ウチの息子ADHD併発してるからその分精神年齢プラマイ0になってると思うんですが。何ならマイナスじゃないですか?
「忘れ物をしちゃうとかそういうところはありますが、このクラスの男子は特に幼いので彼らの取る行動が息子君にはちょっと違うんでしょうね。でも高校生になったら周りが追いつくのでこれから友達関係も変わってくると思います」
と仰る先生。さらに
「息子君はクラスの男子にも懐かれていますよ、そして女子にはなんだかんだで面倒見てもらっています」
…おおっ!やっぱり面倒見女子はこのクラスにもいたのか!
小学校の時から幾度となく助けられてきた面倒見女子の存在。嫌がられていないのであればこれからも是非面倒を見ていただきたい…!
しかし謎なのが「男子に懐かれている」というところ。
??どういうことだろう??
息子が「懐く」ならわかるんですが(気が合う相手にはべったりタイプ)、息子が誰かに懐かれているというのが想像できない…
なんと言うか、私の中では息子はドラえもんののび太くんに近い感じなのでね。(小学校の時はジャイアン的な子に「あいつは弱えぞ!」とターゲットにされちょっかいを出され、やり返すことも出来ずうぇぇぇ~んとなっちゃう)
ちょっと「?」になりながらも、時間が来て終了。
あれ、面談時間内に面談終了できたの、もしかして初めてじゃない…!?
(いつもは長くなるのを見越して次の人がいない時間に設定してもらっていた)
なんだかスムーズに面談が終わり、家に帰って息子に毎度の如く未提出課題についてちょっと控えめに攻撃した後「先生から男子に懐かれているって聞いたんだけど、どういう状態?」と聞いてみました。
すると、どうやらクラスの口数少ないおとなしめ男子くんが宿泊研修でウェーイ系陽キャ男子ばかりの班になってしまったのを気遣って、色々声をかけてあげていたことが判明。
「彼とは委員会で一緒だったから、オレとは比較的話せるみたいでさ」
とイケメンムーブをかます息子。おまえさんもぼっちじゃないんかい、っていうツッコミは置いといて…
息子!優しいじゃん…!!
懐かれてるってそういうことだったのかな。他にも体調を崩してしまった別の男子を気に掛けてあげたりしてたらしい。女子には面倒見てもらってるくせに意外とそういうの気が付くのね。
そういえば息子、小さい時からとっても優しい子だったのでした。小学校の時はこの優しさがちょっと裏目に出ちゃったりしてたけど(そういう行動で舐められたりもした)、こういう息子の良いところ、私も忘れかけてたわ。いいよいいよ、できないこといっぱいあってもそういうとこ伸ばしてこ!
↓保育園の時に担任の先生が『息子のステキなところ』を書いてくれたお手紙の一部。
一番最初に「やさしい」ところって書いてくれてました。
このお手紙、いつでも見れるように額に入れて飾ってたのにね。
「じかんをいしきしてこうどう」するのはこの頃全然できてなかったのに…先生も息子と一緒に頑張ってくれてたんだと思います。
この保育園はいつも息子の良いところを見つけて伝えてくれる先生ばかりで本当に恵まれてました。
そういえば保育園も最寄りの第一希望の私立園に落ちて、隣駅の第二希望の公立園だったのですよね。
その後第一希望の園は保育士大量離職が発生し、あの時落ちて良かった…と胸をなでおろしたので、ご縁って本当にどうなるかわからないものです。