前回の続き。
日能研結果R4から見る振り返り、東京編です。
私の注目校はこちらでした。
一校目、順天堂大学系属理数インター。
◆最新予想R4→結果R4
①特 41→
①医進 46→
①適正検査型 43→
②特 46→
②医進 46→
②適正検査型 44→
新4科 43→
③適正 42→
……
なんと全ての結果R4の掲載無し。
前回も書きましたが、結果R4の記載がないということは日能研からの受験者、あるいは合格者が相当少なかったということ。
実質倍率が分からないものの日能研のサイトで応募者数見る限りそこまで少なくはなさそうなんですが…受験細切れにしすぎてそれぞれの人数が少なすぎて偏差値が出せないのかな?2/1の一番人数が多い回の募集定員ですら15人だもんね…
でも細切れ受験は以前からだし、2024年の結果R4では少なくとも①特、②特、新4科については結果偏差値出てるんですよね。
2024男子結果R4(PDF)※校名は「宝仙理数」で掲載されています。
ちょっと、いろんな意味で今後ここの学校を受験するのは博打要素が高いな…と思いました。
二校目、芝国際。
◆最新予想R4→結果R4
①前 45→45
①後特 53→53
②特 51→53
③特 50→49
④50→51
やっと収まるべきところに収まった、という感じでしょうか。
1年目から変な欲出さずにこんな感じだったらよかったのに…あんなことがなければ教育内容も前衛的だし校舎も新しくピカピカで(去年同居してる学校が実験で爆発してたけど)とても魅力的な学校だし、自然な人気上昇で偏差値もじわじわ上がっていったかもしれないのに…いきなり難関校デビューしようとするから…
2年目に取りやめて3年目に復活させた2/5入試の④については最新の市進の入試速報によると実質倍率が10倍超えてました。
今後は卒業生の進学実績次第でまたR4が上下するかもしれませんが、この感じだと来年も人気なんじゃないかな。
三校目、かえつ有明。
◆最新予想R4→結果R4
①前 50→49
思考 47→結果なし
①後特 53→53
②特 52→52
③特 53→53
AL 49→結果なし
こちらは例の事件の影響はあまりなかったのでしょうか、ほぼ予想R4通りの結果R4となりました。ここはもうこんな感じでずっと維持していきそうなので、特に何か話題がない限り来年から特に注目することはないかなと思います。
芝国際の偏差値が上記の辺りで固定となると、なんとなくかえつ有明と芝国際の志願者は被りそうですね。
ところで…
もう全然ボリュゾ校じゃないんですが、芝浦工大附属の偏差値上昇が止まらなくて怖い。2/1結果R4は予想R4から1ポイント上がって56。ちなみに芝浦工大附属の2015年(板橋の男子校時代)の結果R4は46なので、この10年でR4は10ポイント上がってます。
2023年組の我々の時は併願する人もそれなりにいると聞いていた同じく四工大附属の東京電機中とはもう別世界になっていて、今やR4一覧で巣鴨や城北、攻玉社の上の段にいるっていうのが信じられない。入試日減らして調整したはずなのに、共学または豊洲新校舎パワーなのでしょうか。大学の方の人気も上がってますし。
あと今回特に注目してなかったんですが、淑徳巣鴨もものすごい勢いで偏差値上がっててびっくりしました。2/1AMの数字で比べると、2022年の予想R4は35でしたが今年の最新予想R4は43、そして結果R4はなんと46。ここも横浜創英ばりに勢いがすごすぎる。(息子の時に45周辺は舐めるように見ていたので今回の結果R4にアレ?となりました)
淑徳巣鴨、ちょっと調べてみたんですがなんでこんなに急激に偏差値が上がったのか具体的な理由が分からないのですよね…校長先生が2023年度に変わってるのも関係あるのかな?
雰囲気良さそうな学校だったのでちょっと次年度注目してみたいと思います。
それにしても、偏差値って本当に移り変わるものですねえ…