明日は参議院議員選挙!
そんな選挙に使われている紙について深堀りしてみました。
きっかけはラムダさん(私の推し理系YouTuber)のとってもためになる投稿。こちらの動画、短いのでみんなぜひ見て!
投票用紙に使われるユポ紙は破れないと聞いたので打ち勝つ方法を考えてみました pic.twitter.com/0roB40r4Sb
— ラムダ🥒ラムダ技術部 (@yoidea) 2025年7月18日
へえー!
そしてこちらの投稿についた下記のコメントにもへえー!へえー!
投票用紙に使われる「ユポ紙」は
— 早川幹夫本人2025参議院議員選挙東京選挙区立候補者 (@hayakawa_mikio) 2025年7月18日
元々折られた投票用紙が
開きやすいように
導入されたそうです
投票箱に入れるとスッと開くよう
静電気や厚みにまで
細かな設計がされているんだとか
この特殊な紙
実は国内では「ユポ・コーポレーション」1社が
ほぼ独占製造
この投票用紙にも税金が使われています…
ユポ紙というのがそもそも「ユポ・コーポレーション(王子ホールディングス+三菱ケミカルの合弁会社)」が製造しているポリプロピレン系合成紙の商品名だそうで。
早速webサイトを見てみると投票用紙の他に選挙ポスターにも使用されているんですね!
長年一社独占状態なんてウハウハじゃないですか。
なんで一強状態なんだろう?競合とかないのかな?とChatGPT様に聞いてみました。
🔄 ユポ紙 vs 代替候補:比較表
項目 ユポ紙 普通紙(上質紙など) 耐水紙(ストーンペーパー等) 再生PET紙 耐水性 ◎ 完全耐水 × 吸水・ふやける ◎ 高耐水 ◎ 高耐水 破れにくさ ◎ ほぼ破れない × 破れやすい ◎ やや破れにくい ◎ 非常に強い 鉛筆の筆記性 ◎ 特殊加工済みで書ける ◎ 非常に良い △ 少し滑ることあり △ 紙による 消しゴム耐性(改ざん防止) ◎ 消しにくい △ 消せる △ 消せる △ 消せる 静電気耐性 ◎ 低静電気 △ 紙同士がくっつく △ 種類による △ 高静電気の可能性あり 価格 △ やや高価 ◎ 安価 △ 高価(ユポ並) △ 高価 印刷適性 ◎ 高発色・高品質 ◎ 良好 △ 特殊インク必要 △ 要特殊処理 実績・信頼性 ◎ 長年の選挙実績 × 不安定 △ 新しい △ 非常に少ない リサイクル性 ○ 専用ルートで可能 ◎ 古紙回収可能 △ 難しい(分別不可) △ 一般的ではない
ふむふむ、他の素材じゃダメなのね。
じゃあ同じ素材で他の会社が参入できないのかしら?
かなり昔から使われているなら、もう特許も切れているはずよね?
特許も複数ありましたが、1970年代〜1990年代に出願された特許は多くがすでに期限切れです(特許の存続期間は原則20年)。
ですよねですよね?じゃあなんで?