N50発達障害男子の中学受験、からの中高一貫校生活

発達凸凹、高IQでも偏差値は50。2023年中受終了した男子の生態を綴るブログです。

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東京音楽大学のオープンキャンパスに行ってきました

中学生が夏休みに行けるオープンキャンパスを色々と調べて息子に提案した中で、唯一息子が「行ってもいい」と言ったのが東京音楽大学でした。なお大学のオーキャンには今回が初参加です。

場所はお洒落タウン中目黒、そして大学構内にはなんとお洒落カフェ代表のDEAN&DELUCAが。

さすがセレブ女子の多い私立音大!って感じの雰囲気の中、我々が参加したのは以前こちらのブログでも紹介した『ミュージックビジネス・テクノロジー専攻』のプログラムです。

sasachizu.hatenablog.com

音大と言えばのだめのイメージしかない私ですが、こちらの専攻は同じ音大とは言え音楽理論の他にコンピュータ数学やプログラミング演習が必修科目で、楽器をいじることはほとんどなくあの世界とはまったく違うようです。

ちなみにのだめの大学のモデルは武蔵野音大らしいですね。

 

さて、オーキャンでの紹介内容はこんな感じ。

それほど大きくない教室での説明会だったのですが、開始時間にはもう満員御礼で席が足りない感じでした(予約制だったのに?)。少し早めに着いてて良かった…

息子は上記のDTMの実演紹介に一番食いついていましたが、私はやはり開設一年目ということもあって実際に今年度入学された学生さんの生の声に興味津々。

DTM(Desk Top Music)=パソコンを使用して音楽を作るこういうやつ↑です

 

今回3人の学生さんが登壇してくれたのですが、将来レコード会社に就職希望だったりボカロ音楽やアイドルが好きだったりと、やはり「好き」を仕事に結び付けたい気持ちが大きそうなのと、幼少期から何かしらの音楽経験があるというのが共通点でした。

そして在学生アンケートによると、やはり将来はクリエイターかアーティストになりたいという人が多数派。でも演奏家と同じく、こちらも狭き門だよね…

あと、この専攻は基本的に設備の都合上からか池袋キャンパスでの履修がほとんどで、このお洒落タウン中目黒キャンパスに来るのは週一程度ということもわかりました。人によっては一日に中目黒と池袋を行ったり来たりすることもあるようで、それはちょっと大変そう。

入学後ピアノの履修は副科としてありますが、それ以外の楽器も追加オプション的に履修して単位を取ることも出来ます(学費として年間20万追加)。その分他の専攻より学費が安くなっているそうで、少し安心…?

 

説明会後、個人的に質疑応答をする時間があったので、登壇してくれた学生さんの内のひとりに色々と聞くことが出来ました。

その中でとても興味深かったのが、講師の先生方は東京電機大と兼任されている方が結構いらっしゃるという点。この専攻ではなく作曲「芸術音楽コース」「ミュージック・メディアコース」限定になりますが電機大の理工学部との単位互換制度もあるということで、逆に電機大の方も色々調べてみたくなりました。

電機大の方だと理工学部の情報システムデザイン学系でメディアアートやコンピュータ音楽をやったりするのかな。

情報システムデザイン学系 | 東京電機大学

 

あ、あとこれも別の個別相談で聞いたのですが、やはり芸術系大学、発達障害やメンタルに関する支援については理解があり充実していそうな感じでした。ハラスメント相談などもちゃんと対応していらっしゃるようです。

 

息子もまだ中学2年生、高校生になってどんな進路を選ぶかはまだまだわかりませんが、いわゆる一般的な文系理系以外にこういう進路もある、ということを知れたのは大きな収穫でした。大学と言っても色々、そして学びにも色々あるんだな~。