N50発達障害男子の中学受験、からの中高一貫校生活

発達凸凹、高IQでもN偏差値は50の男子。2023年の中学受験とその後の生態を綴るブログです。

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【6年生】まさかの理科実験教室開始

ただでさえ要領の悪い息子、6年生になると通塾と習い事が両立できないだろうことは見越しており、5年の2月で最後に一つだけ残していた習い事を終了することにしました。
ところが6年生になった途端、
「実験教室に通ってもいい?」
と言い出したのです。

 

え、今、このタイミングで?なんで???

 

どうやら学校で、この自治体に住む小学6年生向けに開催されている理科実験教室の案内があったとのこと。
自治体が某大学と共同開催しているもので、参加は無料ですが各小学校から参加できる人数に制限あり。
しかも単発ではなく、決められた曜日に1年間しっかり継続して通わなくてはならない。

 

へー…

なぜ、6年生対象なんだ。

 

これが5年生までにされた案内だったら喜んで通わせるんですが!
君、今年受験生だよ?ただでさえテスト直しや宿題が追いついてないのに、この教室通ったら全然時間足りなくない?
しかもほら、人数制限ありだから他に行きたい子もいるかもしれないし。

「今年は誰も希望者いないんだって。だから僕参加したい。」

 

なんですって…
同級生のみなさーん、こんなお得な教室をスルーするんですか。無料で1年間ですよ、無料!

…まあこういうのに興味のあるご家庭はおそらく教育熱が高くて中学受験するんだろうし、中受塾に通ってたらこっちに通わせる時間ないよね…

 

「塾と絶対両立する。実験教室で疲れたから勉強できないとか言わない。だからお願い!」

 

こうなると息子は結構頑固です。
小学生の間、本人希望・親主導と結構色々な習い事をやらせましたが、最後までやり続けたのも本人が希望したものの中のひとつです。
まあ中受に全く生きないわけではないだろうし、無料だし、多少送迎が大変だけど、ここまでやりたがってるならやらせるか…
と、しぶしぶ申し込みを了承しました。

 

後日、担任の先生から
「いやあ、息子君が申し込んでくれて大変助かりました!今年度うちの小学校からは申込者0になるところだったんです」
とお礼を言われました。
なんかそういうノルマあるのかな…?来年から枠がなくなっちゃうとか。

 

で、この理科実験教室。
後半、試験絡みで参加できない日が何日かありましたが、それでも卒業まで完走しました。
途中本当に「今日は休みたい」とか一回も言わなかったんです。
息子は勉強は好きじゃないけど、本心から興味を持ってやりたいと思ったことはちゃんとできるのよね…
なお実験内容は受験にはあまり役立たなかったみたいですが、中1の定期テスト
「この辺前に実験教室でやったやつだから勉強しなくても点取れた」
と鼻高々で、通った効果はあったようです。