N50発達障害男子の中学受験、からの中高一貫校生活

発達凸凹、高IQでもN偏差値は50の男子。2023年の中学受験とその後の生態を綴るブログです。

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押し寄せる後悔② 小学校・中学受験編

前回の続き。

小学校入学後も私はフルタイムで働いていたので、息子はもちろん学童通い。
その学童では宿題などやってくるわけはなく、帰宅後はやはり時間がない中お互いイライラしながら漢字ドリル、計算ドリル、音読の宿題…

音読は情感たっぷりに読んでくれてそれはそれで面白かったのですが、ドリル系は本当に一向に筆が進まない。しかも漢字はいつも書き順通りに書かないのでバランスもおかしい。
この時にもし息子の特性がわかっていたなら『合理的配慮』で漢字ドリルの宿題など軽減してもらえていたのでしょうか。
本当に今更言っても仕方がないことなのですが、あとはもし私がフルタイムで仕事をしていなかったら学童の時間を好きな習い事とかにして送り迎えしてあげられたのかな…とか。
(でも我が家の場合、仕事していなかったら中学受験費用が賄えなかったし経済的なことは言ってもキリがないんですが)

 

それとは逆に、1年生から6年生まで通った通級では、実はことあるごとに先生から「息子君は賢いので~」という枕詞を何度もかけられていたのです。
でも私から見た息子は「賢い…?どこが?」という状況。
賢いって言っても通級の中でのトレーニングの話ですよね?だって学校のカラーテストですら100点を取ってこない子だし…いやいやもう社交辞令ありがとうございます!とまともに取り合っていませんでした。
圧倒的に寄り添いが足りていない母親でしたね…。

 

そんな息子の特性をわかった上でもう一度小学4年生に戻り中学受験をやり直すとしたならば。(絶対もう二度とやりたくないけど)

 

多分日能研には入れません。

 

日能研はおそらく定型の子にとっては基本的には良い塾だと思います。雰囲気も良くて6年の担任以外の先生には本当にお世話になりました。
データもたくさんあって、中学受験初心者の私には手取り足取り様々なシステムを教えてもらえました。(でも二月の勝者読んでればだいたい受験の流れとか併願の仕方とかわかるからそれでいいかなという気もしないでもない)

 

しかし、私にとって良い塾でも息子にとっては…

 

まずコロナ禍での動画授業、私的には素晴らしい対応をしてもらったと思いましたが、息子にはこれがダメでした。
耳からの情報が全然入らなくて集中しない。

sasachizu.hatenablog.com

そして対面授業でも席が後ろになれば集中できない。

sasachizu.hatenablog.com

この時点でもう集団塾が合っていない。
そして最初から最後まで一切伸びることがなかった社会の授業は途中で捨てたくらいですが、それまでもきっと碌に授業を受けていなかったのでしょう。

理科は6年生の一年間自分で望んで実験教室に行った程なので、中受塾の代わりに4年生から実験教室に通わせて、算数は比較的やる気もあったので低学年から頑張ってフォトン算数クラブとか行かせれば良かったのかもしれません。(難関中を目指せたかどうかはわかりませんが…)

フォトン算数クラブ|中学受験の算数教室 – 難関中学に高い合格率を誇る算数教室「フォトン算数クラブ」

それに加えて国語や社会は完全に発達障害児対応の個別か家庭教師一本で行くというのがいちばんアリだったかも。

 

そして何より過去問。
小規模塾に通っていた友人のお家は、過去問対策は全て塾で対応してくれて全然コピーとか採点とかやらなかったよ~と言っていました。

コピーしなくていいの羨ましすぎる。

さらに息子はせっかく家でやった過去問を全く塾に提出してこなかったので、解いて解きっぱなしになってしまい対策が全然出来ませんでした。

sasachizu.hatenablog.com

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正直、もうこれが全てだったと言ってもいいと思います。
次の記事で詳しく書きたいと思います。

sasachizu.hatenablog.com