2022年秋。
体調が回復してきて成績も少し持ち直してきたとはいえ、相変わらずの社会と算数の不調で4科で偏差値50を超えることはできず、第一志望のR4偏差値にもまだ届かず。
多少復活した公開模試の結果がこちら。
【試験日2022/10/30】
ここで偏差値のことを気にしていても、残す模試はあと2回しかありません。
あとはもう、粛々と過去問を解いて志望校の出題に適応していくのが最優先です。
第一志望校の出題形式はヒアリングがあったりとにかく特殊なのと、記述多め。算数は途中式必須。
ヒアリング問題は最近導入されたばかりで、あまり過去問がありません。
いずれの科目の問題もメモを取るのは可能ですし、聞き取れてしまえば内容はさして難しくないのですが、一瞬聞き逃してしまうとアワワワ…となって答えられなくなります。
息子はヒアリング問題で全問正解できた試しがありませんでした。
また、息子の解答用紙には算数の途中式についてもちゃんと書けていなかったり解答例と違う解き方をしていたりするのですが、なぜか答えの数字自体は合っている。
本人自己採点ではマルにしてしまうのですが、途中式が書けていないと果たして理解しているのかどうかわからないし、多分試験本番の採点でもマルにはならないはず。
塾の保護者会では、家で過去問をやったら振り返りや間違えたところの解き直しをして、問題・解答用紙・解答例・解き直しノートをひとまとめにして都度教科の先生に提出してチェックをしてもらうように指示がありました。
ただし提出された過去問はその教科の先生が一人で見るので、すぐには返却できない旨も聞いていました。
私も保護者会で伝えられた通り、息子がやり終えた過去問については採点内容や点数チェックをした後、塾で先生に渡すように年度と科目ごとにひとまとめにして9月の頭には息子に持たせていました。
なお最初に息子に自己採点をさせるとどうしても、
この記述は間違ってる!いや合ってる!だって僕はそう考えた!
途中式おかしい!いやこのやり方で合ってる!だって最終的に答え出てるじゃん!
と親子で喧嘩になりかけるので結構苦痛でした。
解答だけ書くタイプの過去問だと楽だったんですが…
提出した過去問については最初のうちは先生から再添削されたものが返ってきており、やはり息子の自己採点では甘く記述問題などでもう一度やり直すような指示がされていました。
ところが、何回か提出した後なかなか過去問が返ってこない。
「ねえこの間出した21年第一回の過去問まだ返ってこない?」と息子に聞くと「まだ」との返答。
まあクラス全員の子の分をチェックしないといけないし、今そのチェックする過去問の量が増えてて先生も追いついてないのかな?と呑気に考えていました。
ところが、その後も待てど暮らせど返ってこない。
…嫌な予感がしました。
「ねえ過去問なんだけど、この間から大分待ってるよね?20年のも19年のもちゃんと出してるよね?」
「……」
黙秘権を行使されたため強制捜索。
すると
Nバッグの中、および学習机の棚の奥にファイルに収められた未提出の過去問たちが何年分も。
マジかよぉぉぉぉ…!
ねえ、こんな大事なもの、何で出さないの?
採点が甘すぎるのを指摘されて、やりなおすのが嫌だった?
いや、わかってる。忘れちゃうから、だよね。
そして帰ってきてカバンを開けて出し忘れたことに気が付いてもそれを見なかったことにしたいから奥に隠すんだよね。
もうこれ学校の宿題や栄冠ノートの時と一緒。いくら言っても変わらない。
でもさあもうこんなことやってる場合じゃないのよ。切羽詰まってるのよ。
やってやりっぱなしじゃ過去問やってる意味がないのよ。
回数こなすだけじゃなくて、試験本番でできないことを潰すためにやってんのよ。
それが息子にはわかっていない。
はぁぁぁぁ。ため息が止まらない。
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