今まではボードゲームを多数紹介してきましたが、TVゲーム編の今回はぶっちぎりでこちらのゲームを紹介します。
それは…
ドラゴンクエストビルダーズシリーズです。
↓PS版
↓switch版
ものすごく簡単に言うと世界観がドラクエのマインクラフト的な感じです。(マインクラフトも持っていますが息子はそこまで熱中しませんでした)
息子が保育園年中だった2016年1月の発売と同時に夫が購入しました。これが実質息子のTVゲームデビューでありドラクエシリーズのデビュー作ともなりました。
主人公は勇者ではありません。ただ、この世界でたった一人「ものづくり」ができる存在です。いろいろな素材を集め、さまざまなものを作るクエストをクリアしていきます。
最初は親と一緒にやっていましたが、可愛いビジュアルとものづくりの楽しさに息子はどんどん夢中になっていきました。
「これを作るためにはこの素材がいくつ必要…」と数と数字を結び付けて足し算を自然にし始め、建物の建築に使う立方体のブロックの配置の仕方などをどんどん覚えていく。立体図形の認識の基礎とか、ボードゲームの記事でも紹介したメイクンブレイクよりもこちらで培った方が大きかったかもしれません。息子の知覚推理的能力はドラクエビルダーズをやっていなかったら全く違っていたものになっていたと思います。
さらに画面に表示されるコマンドやセリフについても、最初は読めないので「なんて書いてあるの!読んで読んで!」と隣で読まされていましたが、そのうち自分で読むようになりました。絵本の読み聞かせなどはそれなりにしていたのですが、ゲームからの吸収の方が断然早い…!(読めない漢字とかは雰囲気で流し読みしていた模様)
※なおボードゲーム編で紹介したモノポリーも字が読めないと遊べないのですが、我が家にあるのは英語版だったためカードなどは全部親が見て伝えてあげていました。
ビルダーズで色々覚えてもらうのは良かったのですが、そこは特性持ちの息子、ゲームは1時間だけ、と決めてもなかなか気持ちの切り替えができません。
そこで、「朝早く起きられたらその分ゲームしてもいいよ」というルールを設けました。朝7時には朝食を食べるので、朝6時に起きられたら7時まで1時間追加でやっていいというルールです。
そうすると…なんということでしょう。今までは朝起こしてもなかなか起きられなかった息子がサクっと起きる。親としては起こす手間が省けて毎朝がすごく楽に…!
そしていつの間にか、5時台に勝手に起きてゲームをやり始めるように!
ちょっと待って、目覚まし掛けてないのに何で起きられるの!?どういう体内時計!?
保育園でお昼寝しているとはいえ、さすがに5時より前に起きるのはナシというルールを新たに設けざるを得なくなりました。やりたいことに対する熱意というのはこの頃からすごかったのかも
保育園年中で始めたビルダーズですが、その後小2でドラクエビルダーズ2が発売されるまで繰り返し遊び、そして2をクリアした後また1に戻って最初からもう一度やるくらい嵌っていました。何なら今もたまにやっています。もう建築物も当時とは段違いのレベルだしやりこみっぷりがすごい。
マイクラは教育版もありますし、知能上昇や発達障害に効果ありと言われているようなので、おそらくビルダーズにも似たような効果はあるのでしょう。ちびっこにはビジュアルが可愛くてやることが明確なビルダーズの方が入りやすいかもしれません。
そしてロトシリーズをやった親御さん世代なら、一緒にやって楽しめること請け合いです。(今調べたらスマホ版も出てました!親御さんがやるならスマホ版でもいいかも)
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