N50発達障害男子の中学受験、からの中高一貫校生活

発達凸凹、高IQでも偏差値は50。2023年中受終了した男子の生態を綴るブログです。

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GWの記録、serial experiments lainとの出会い

GW終わりましたね。皆様いかがお過ごしでしたか。

私はろくに出掛けもせず、この休みに進めようと思っていた龍が如く8も息子にプレステを占領されてほとんど進められず、それならばとちょっと前にGWになったら読もうと買っておいた小説に手をつけたのですが…

うっかりネットでとんでもない作品に出会ってしまい、連日その作品漬けとなっておりました。

その作品の名前は

 

serial experiments lain

(シリアルエクスペリメンツレイン)

 

ちょうどはてなブログ今週のお題「名作」に相応の、ものすごい作品でした。

どんな作品なのか概要を書きますと…

 

・1998年に発表された、雑誌連載・アニメ・ゲームが同時進行・相互関連して制作されたメディアミックス作品。

・しかしアニメやゲームでのストーリーはそれぞれ別物になっていて、世界観は同じとするものの登場人物は主人公の「岩倉玲音」しか共通しない。

・彼らが生きているのは今のようなネット社会で、誰もが「NAVI」(いわゆるパソコン端末)から「ワイヤード」(いわゆるインターネット的なもの)に接続できる世界。その象徴としてゲームもアニメも「電線」の描写が非常に印象的。

・アニメは第2回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞。

・ゲームはプレイステーション用ソフトとしてアニメ放映後に発売、そして今は伝説の鬱ゲーとして語り継がれている。

 

といった作品です。なので鬱ゲー愛好家の皆様の間ではよく知られているようですね。

そして、ゲーム版が伝説となっている理由はもう一つ。既に中古でしか手に入らないゲームなのですが、その価格が相当なプレミア価格になっています。

大体相場はどこも10万円くらいのようで。もう庶民にはまったく手の出せないコレクター価格です。

 

発売当時はそこまで話題にならなかったようで、ゲームもそんなに売れなかったそうなので、当時のヒット作というわけでもありません。

なお昨日の記事にも書いたように私は古のオタクではあるのですが、90年代後半だけはちょうど人生における転換期でとにかく生きるためだけに忙しかったり、なけなしの余暇と趣味に使えるお金の全てをTHE YELLOW MONKEYにつぎ込んだりしていてオタク文化から遠ざかっていたもので、リアルタイムでエヴァも通っていないしもちろんこのlainシリーズも全く知りませんでした。(なお2001年のイエモン活動休止後無事オタクに復帰し、そしてまた出産をきっかけに疎くなりました…)

 

さて、なんでそんな25年以上も前の作品に今更ハマりだしたのかと言うと、好きなゲーム実況者さんが最近このゲームの実況プレイを始めたのですよね。

私は結構好きなゲーム実況Youtuberさんのチャンネル登録をしているのですが、好きな実況者さんの動画でも好みでないゲームや長尺の動画はあまり見ていません。こちらのゲームも数週間前に始められていたのは知っていたのですが、長尺だったので特に見ていなかったのです。

ただこのGW、有り余るほどに時間があったのと肩と腕が痛くてあまり動けなかったので、時間つぶしにちょうどいいかなと見てしまったのが運の尽き。

 

lainのゲームの世界観に、どっぷりハマってしまいました。

 

そしてこれまたタイミングの良いことにアニメ版のlainがABEMA TVで5/1の25時から一挙放送、その後一週間無料で見れるとのこと…!(5/7本日時点でもまだ見られます!)

GW後半、ちょうど実況でゲームの1周目が終わり一つのエンディングに辿り着いたので、アニメ版にも手を出し全13話一気見。

 

なんなのこれ…!これが98年に作られたアニメだなんて。すごすぎる…!

 

そして、ゲームとアニメの双方のストーリーを知ったことで、考察サイトや動画を漁りまくれるようになり…ネット上の様々な考察を見てさらになるほど…!とゲームの断片やアニメだけだとよくわからなかった謎が、どんどんつながっていく感じ。そしてさらに深みにハマっていく。

なんと言うか、久々にのめり込む感覚だったので、次回より順次感想を書いていきたいと思います。

 

sasachizu.hatenablog.com

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