前回の続き
母親を家から追い出し大好きな親友との楽しい時間を過ごした息子。しかし対価は払ってもらわねばなりません。
実は息子が風呂掃除をするのはかれこれ4年ぶりです。
小さい頃はそれなりにお手伝いをしてくれたりもしたのですが、日能研通いを始めてからは私もあまり息子に負荷を掛けないようにお手伝いを強要しませんでした。
そして中学進学後は通学に時間がかかったり部活で遅かったりとやはりあまり手伝えとは言いにくい感じだったのと、私が会社員を辞めて家に長時間いるようになってからは手伝ってもらわないと家事が回らないということもなくなったので、すっかり手伝わせる気もなくなってしまいました。
が、部活も辞めた今、手伝いを復活させるにはいい機会かもしれない。
しかし何といっても4年ぶりなので、息子がちゃんと掃除できるかちょっと心配。
風呂のドアを開けたまま見張ろうとすると「ちゃんとやるから口は出さないでね」とまるで家事をあまりやらないことに対して不満を言われた新婚の夫のようなことを口にする息子。
まあ確かにアレコレ言われたら嫌になっちゃうか、と口出しをせず見守っていると、まーやたらめったら洗剤を使うこと。もったいない…。そして同じ所をずっとゴシゴシゴシゴシ…
いつもちゃんと掃除してるからそんなに汚れてないよ、洗剤使い過ぎだよ、と言いたいのをぐっとガマン。えっらい時間をかけて風呂を掃除してくれました。
はー、こんだけ時間かけてたらそりゃやりたくなくなるわな。
で、洗濯物も私の分を除いて畳んでもらったものの、畳んで放置。
畳んで「しまう」ところまでが洗濯物畳みなのよーと言っても「畳み」って言ったよね?と伝わらず。うん、ASD。
でもまあ、マッサージもしてもらったし、とりあえずの第一歩としては(交換条件だけど)まあ良しとしよう。
やっぱりアレですね、中学受験があろうがなかろうが、お手伝いって習慣にしないとダメですね。結局自分の身を助けることだし。
母が早くに死んだ私は掃除や洗濯はできたけど、料理だけは米研ぎくらいしかあまり手伝わなかったのでちゃんと教わっておけばよかったなあと後悔したから、息子には料理も覚えてほしいんだよな。
当時私が料理を覚えるために買ったのがこちらです。32年前の本ですがまだ普通に売ってるんですね!
今も大事に持っています。でも今は気になることは全てネットで調べられるし、レシピもいっぱいネットで拾えるから便利な世の中になったなあ。