N50発達障害男子の中学受験、からの中高一貫校生活

発達凸凹、高IQでも偏差値は50。2023年中受終了した男子の生態を綴るブログです。

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テスト前の変化

先日お嬢様が有名難関校に行った同級生ママと会った際「うちは家で勉強しないのよ、いつも学校帰りに一人で図書館で勉強して帰ってくるから」と仰ってたんですが、N50 男子はなかなかそうはいかないのでね…

まず勉強への強い意欲、そして一人でわからないところを潰せる学力、そういった諸々がある時点で既に別世界の話で羨ましい限り。

 

そんなN偏差値around50の息子の学校では、よく生徒さん達が何人かで集まって放課後に勉強している姿を見かけます。

受験前の学校見学でも、入学後に保護者会などの用事で学校に行った時も、生徒のために解放されている様々な場所で和やかに勉強している姿がありました。

そして、先生方もわからないことはいつでも職員室に聞きにおいで!と学校で課題や試験勉強をして帰ることを推奨しています。(何なら放課後だけでなく朝も早く来て学校で勉強しましょうと言っている。ウチは無理だけど)

 

この学校に入学したら息子もこうやって友達と勉強してくるのかなーなんてちょっと憧れていたのですが、1年生の時は課題の提出忘れによる強制居残り以外、さっぱり学校で勉強をやってくることもなくちょっとがっかりしていました。

 

ところが。

 

2年生になって初の定期テストに向けて、最近は友達と放課後学校で勉強して帰ってくるようになったのです。

このところ息子の帰宅が遅い日が続いたのでどうしたのか聞いてみると、なんと他のクラスになってしまった1年生の時の仲良しのうちのひとり、D君と二人で勉強していると。(相変わらず今のクラスではぼっちなのですが…)

ちなみにこのD君は息子と中学受験の第一志望校が同じだった理系男子で、一緒に勉強することで息子は苦手な代数を教えてもらい、逆に得意な幾何を教えてあげたりして、お互いのわからないところを補完しあっているとのこと。

 

…これだよこれ!私が求めていたのはこれなのよ!

環境買いで私立中に行かせるって、こういうことよね!?

 

日能研時代にもまったく自習室を使わなかった息子(だからと言って家でやるわけでもなかった)が、中2になってやっと!自発的に勉強ができるように!

と言うかもう中2にもなると勉強も親がやれやれ言うより友達の「一緒にやろう」の一言なんだな…D君ありがとう…!!

 

今回息子が精神的に落ち着いて見えるのはこういうことだったんですね。

まあ理系男子同士、やってくるのは数学や理科ばかりで結局やりたくない国語や社会、英語には全く手を付けてないみたいなんですが、もうこの際どうでもいいです。この友情が長く続くといいなあ。