夏が終わり受験本番が近づいてくる中、最近こちら↓の記事へのアクセスが増えているようですので、前からやろうやろうと思っていたグラフ化に着手しました。
上の記事には年間平均しか載せておりませんので、今回のグラフには公開模試などの偏差値が出るテストの結果を全回分記録しています。
縦軸が日能研偏差値(4科目)、横軸がテスト受験回です。
それではまいりましょう。4年生の偏差値推移です。
第8回(2021年1月の公開模試)に失速しているのを除き、大きな変化はありません。
こちらに、最初から最後まで第一志望だった学校の当時のR4偏差値を重ねてみます。
第8回の結果を除き、この時は全然可能性のある志望校だったように思われます。
次に5年生の推移。
上下はあるものの、何とかボリュゾで踏ん張っている様子が見て取れます。
4年生時同様、第一志望校のR4を重ねてみます。R4は前年度より1ポイント上がっています。
5年生途中でR4がさらに1ポイント上がったこともあり、第9回(2021年11月)あたりからちょっとした絶望が感じられます。
が、5年生最後の第12回公開模試(2022年1月)でなんとか這い上がり、まったく手が届かないという感じではありません。
では、問題の6年生。
こんな乱高下する6年生、いる?
そして偏差値目盛の下限を35にしたことで第10回が底突き抜けちゃってますけどね、こういうこと↓でしたよ。ちなみにこの時既に埼玉入試目前の12月です。そりゃあ胃カメラもやることになるってもんです。
不要かもしれませんが第一志望校のR4と重ねてみましょうかね。
6年生になってから模試結果がR4に達したのはたった一度だけ。
こうしてみると、よく諦めずに第一志望に特攻したものです。(そして当然の如く全回落ちた)
普通考え直すレベルよね…
考え直さなかった理由は志望校が3科目入試で(上記のグラフは4科目)、息子の偏差値が一番低かった社会が入試科目になかったから、とかまあいろいろあったんですが…
ホント、今の時期心が落ち着かない受験生の保護者様にはこんなひどい家もあったんだと下を見て心を平穏に保っていただきたい。
ご参考までに、日能研通塾開始から最後のテストまで通しで見てみるとこんな感じでした。(偏差値下限を30に変えたよ!)
そして、昨年の夏に児童精神科を初受診してから今日までの間の1年と少し、息子の特性をやっと根本から理解し様子を見てきた今ならわかる。
ウチの子は本来中学受験できるようなメンタルの持ち主じゃなかった。
肋間神経痛や過敏性腸症候群を立て続けに発症し、中2にして抗うつ薬を飲む生活になるような子が、中学受験に向いていたかと言ったら絶対に向いてない。
何にも考えてないように見えて、実はぐるぐると心の中に溜め込む。
嫌なことは何をどうしても頑張れず、強要されると定型の子よりもストレスがたくさん溜まる。
そのメンタルの不調が体に現れて、さらに体の不調で頭も回らなくなるタイプ。
6年生になってからの不調は、本人の無意識下で完全に「嫌なことをやらされている」ストレスから来ていたのでしょう。
全て「今思えば」ですけれど。
本当に、よく頑張ったなあと思います。