N50発達障害男子の中学受験、からの中高一貫校生活

発達凸凹、高IQでも偏差値は50。2023年中受終了した男子の生態を綴るブログです。

MENU

【6年生】日能研 進学先報告

前回の続き。

日能研に到着すると、5年生の時の担任と教室長が待ち構えていてくれました。
息子から合格酒を渡して、第二志望校へ進学することを報告。
すると5年生の時の担任の先生がこんなことを言ってくれました。

 

「息子君の行く学校さ、学校の敷地に入るとその瞬間、ふわあっとあったかい空気が流れてくるんだよね」

 

……!!

 

そうなんです……!!

 

私が抱いていたこの学校へのイメージを、すごくいい形で言語化してもらいました。
そう、この学校を志望校のひとつに決めた理由は、カリキュラムでもなく進学実績でもなく、ただただ雰囲気がいいというのが一番だったんです。

 

進学決定した先がいい学校であろうことはずっと思っていたのです。だからこそ第二志望だったし、第二志望での合格だって、十分な成果です。
夫も「結果的にそうなったけど、実は自分は息子には第一志望校より第二志望校の方が向いてると思ってた」と言っていたくらいです。
でも私自身は正直、まだこの時まで、第一志望校への未練が心の中に残っていました。
なのでウキウキとではなく少しだけモヤモヤした感情を抱えたまま、ただただ淡々と、合格酒の準備をして進学報告に来たのです。

でも、5年生の時の担任の先生の言葉で、ああ息子はご縁があって、迎えられてこの学校に行くんだな、とやっと心の中が穏やかになりました。
最後に会えたのがこの先生で良かった。
もしこの先生が6年生の時の担任で芝国際のことを相談していたら、ダサいプレゼン校の時と同じように「そこはおすすめできません」ってきっぱり言ってくれてたのかも…結局受けずに済んだので助かりましたが。
本当に、本当に、6年の時の担任運がなかったことだけが悔やまれる。
まあ今となっては『勇者たちの中学受験』に出てきた早稲アカの罵倒講師や、昨年逮捕された四谷大塚の犯罪者みたいな人がいなかっただけ恵まれてたのかもしれないとは思いますが。

 

持参した合格酒を短冊の前に飾っていただき、息子の友人や同じ小学校の子の合格短冊も確認しました。
ものすごい数の短冊がある子もいました。いったい何校受けたんだろう…?
そして第一志望校の受験最終日に会ったメンバーのうちの一人が合格していました。
(その一人とはこの記事↓のB君でした。)

sasachizu.hatenablog.com

すごいな…戦い抜いて、最後のあの場で勝利を手にしたんだ。
同じ小学校のA君(A君の記事はこちら↓)も第一志望の難関校に合格していました。

sasachizu.hatenablog.com


しかし輝かしい短冊が並ぶ中、息子の仲良しの子のうちの何人かは苦しい戦いだったことが伺えました。
そうか、苦しんでたのはうちだけじゃなかったんだな…

 

うちは結局合格短冊は2枚のみ。ですが受験回数は8回以上、とおそらく平均以上だったと思います。
これだけ同じ学校ばかり受け続ける子もそんなにいないとは思いますが。
それでもこのチャレンジができたのは、併願校(結局出願しなかったけど)との出会いが大きかったのもありました。
当初はお守り校扱いだったこちらの学校、息子の偏差値がどんどん下がっていってからは実質の第三志望校でした。

 

 

併願校(第三志望校)の紹介はこちら

sasachizu.hatenablog.com