N50発達障害男子の中学受験、からの中高一貫校生活

発達凸凹、高IQでも偏差値は50。2023年中受終了した男子の生態を綴るブログです。

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がんばれ中学受験生

このタイトルの日能研のポスターが数日間は各駅で見られることでしょう。
東京都、神奈川県の学校が第一志望の首都圏の中学受験生は、ついに勝負の日が始まりました。

今日、あと数時間後の合否発表で中学受験が終了となるご家庭にはあっという間の一日ですが、我が家のように4日まで受験してさらに繰上待ちになったりすると、長い長い日々の序章にしか過ぎない一日…

 

つい一年前は中学受験生だった息子、今年は私立中学生の一員として受験の手伝いに参加です。
思い返すと息子の学校を受験した時にもやはり案内係と思われるお手伝いの子はいました。
おそらく「言われたからここに立っている」といった感じで、第一志望校で声をかけてくれた生徒さんに比べるとすごく幼く感じましたが…
↓第一志望校で在校生に応援されて涙した話

sasachizu.hatenablog.com

今年、息子が手伝いに行ったことで、そりゃそうだと一年越しに納得。
第一志望校で声をかけてくれた子は慣れている感じだったのでおそらく上級生だったのだと思いますが、進学先の子は息子と同じ中1だった可能性大。きっと初めての受験手伝いで本人も緊張していたのでしょう。
息子にも「出来れば受験生の子に『頑張れ』って声かけてあげるといいよ」とは言ってみましたが、緊張とか恥ずかしいとかで出来なかったかもしれない。
Nバッグの子たちを見て、もしかしたら一年前の自分を思い出したりしたのかな。


私が昨年の受験時に精神的に一番辛かったのは、第一志望校の連敗よりも第二志望校の二敗目でした。

sasachizu.hatenablog.com

その学校で、今年は手伝いをする側になった息子。
今までのブログに書いてきたように、受験生当時の息子は合否発表後に喜びも悲しみも感情を一切表に出しませんでした。
実は一年経った今も、当時息子がどんな気持ちでいたのかはわからないままです。(聞いても「知らね」とか言われて終わりなのでもう聞くこともやめました)
そんな息子が先日「そういえば学年の人数が減ってたんだよね」と何の気なしにポロっと言いました。2年生への進級を前に数名学校を去ったようです。理由はわかりません。学校が合わなかったのかもしれないし、親の離婚や転勤などによる物理的な理由かもしれません。
ちょっと心配になり、息子に「学校辞めたいって思ったことある?」と聞いてみたところ、それはないとのこと。(憧れて入った部活は辞めたいみたいですが)
n回目の入試でやっと受け入れてくれたこの学校には、今もちゃんと息子の居場所があるみたいで安心しました。

 

様々な家庭があり、様々な受験があり、様々な結果がありますが、結局のところはご縁なのかなと今になって思います。

よく入試問題は学校からのラブレターなどと言うようですが、受験をお見合いに例えたら親は相手(学校)を探す仲人みたいなものなのかも。どれだけ好みや条件が良い人を探せるかが親の仕事。事前に過去問をやりこむのは相手の好みを調べるようなもので、お見合い(入試)当日は「あとはお若い人同士で…」ってな感じで相性確認。当日のコンディションが盛れていればなお良し。

そして結局はスペックが釣り合って、相性がいい人の所に決まるのでしょう。多分。