N50発達障害男子の中学受験、からの中高一貫校生活

発達凸凹、高IQでもN偏差値は50の男子。2023年の中学受験とその後の生態を綴るブログです。

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水族館で感じた息子の成長

さて、先日の記事で息子と行く博物館が大変だった話を書きましたが、水族館も大変な『~館』の一つでした。

夏休みとなればすみだ水族館にも鴨川シーワールドにも美ら海水族館にも連れて行ったのですけれど。そもそも息子は基本的に生き物全般あまり興味がなく…魚も興味がないし、海に住む珍しい生き物系を見ても「フーン」。私はじっくり見たいのに、スーッといなくなってしまう息子を追いかけて終わり、みたいな感じでした。

 

ところがそんな息子がこの春くらいから「水族館に行きたい」と言い出したのです。

その理由はフリーホラーゲーム『アクアリウムは踊らない』。

daidai7742.wixsite.com

Youtubeでホラーゲームの実況を見るのが好きな息子、このゲームに出会い自分でもやりたくなり、そして実際の水族館にも行きたくなったようです。

ティアキンのヤシの実に続き興味の出どころはゲームでした。うん、まあ、血は争えないよね…

sasachizu.hatenablog.com

 

そんなわけで、今回は家族で初めてマクセル アクアパーク品川に行ってきました。

www.aqua-park.jp

行ってきたのは肩をバキバキする前のお盆休み前半だったんですが、ちょっと失敗。

お盆期間割増料金!品川なんていつでも行けたのにわざわざお盆期間を選んでしまった。

まあ仕方ない、だってお盆の連休期間どこも混んでて暑くて、屋内で涼みながら楽しみたかったんだもの…

 

9/8までの期間はNAKED花火アクアリウムというイベントをやっていて、一部の空間がこんな感じで演出されています。

壁に打ちあがる花火

タコの水槽にはたこ焼きが…シュール

イショウジという生き物の水槽には焼きそばが(自ら焼きそばの具になってる)

イベントエリアを抜けたら、その後は普通の展示です。

 

今までだったら碌に展示も見ないでサササーと歩いて行ってしまう息子を追いかける私、だったのですが、今回は一つ一つの水槽の前でじっくり写真を撮る息子を待つ私、に変化です。

 

すごく新鮮。

 

そしてそんな息子の様子をちょっと離れたところから見ていたのですが…

 

小3くらい?の子がグイっと割り込んで来てしまった時は嫌な顔一つせず自分の前に行かせて良く見えるようにしてあげていたし、展示の生き物が物陰に隠れてしまっていて「見えない!見えない!」と騒いでいる小さな子には「ここにいるよ」と指をさして教えてあげたりしていて…

 

えっ、えっ、

 

あれ、うちの子?

 

とびっくりするくらい、お兄さんになって落ち着いている!!!

 

実はこの水族館の中でも、トイレ前で「ここにいてね」と言われた瞬間からフラ~っと動き出すお子さんや、気が付くと走り出すお子さんを慌てて追いかけて捕まえているお母さんがいたり、手で触れると集まってくるクラゲの画像のところでずーっと画面を叩いているお子さんを見かけたりして、なんだかちょっと昔の息子を思い出したりしていたのですが…

 

こういう成長パターンもあります!(ちなみに息子、現在は何も服薬していません)

 

そして水族館を満喫した息子、今度やりたいフリーホラーゲームは『Ib』だそうです。

Ibの概要はこちら↓私も昔ゲーム実況で見たよー!

芸術家「ゲルテナ」の美術展が開かれている美術館を両親と訪れていた少女イヴが、迷い込んだ世界から脱出するために様々な謎解きをして物語を進めていくというストーリーの探索型ホラーゲームである。

Ib (ゲーム) - Wikipedia

↓リメイクされてSwitch版も出てます!

playism.com

 

やった!!ってことはもしかして最後の砦、美術館も行けるようになっちゃうかも!?

いや、でももう中2だし、『~館』に親と一緒に出掛けてくれるなんてこれが最後かもしれないのかな。やっと落ち着いて出掛けられるようになったばかりなのに、ちょっとさみしい。