恐れていた事態が起きています。
夏休みの課題が終わりません。
問題集系は何とかなりそうですが、社会の調べてレポートにまとめる系が全然ダメです。
こうなることはわかっていたので何度も「調べる系は何よりも早めに手を着けた方がいいよ」と伝えていましたが、息子は「自分でちゃんと計画を立てたのだからその通りにやらせろ」と頑なだったのですよね。
で、息子が立てた計画では取り掛かるのが一番最後。(やりたくないから先延ばし)
そして計画通りの日に着手したところ…
開始2時間で書けたのレポート用紙たった1行。
ほらね、としか言いようがありません。
まず「指定のサイズのレポート用紙がない」というところから始まり、買いに行って帰ってくるなり「何を調べたらいいかわからない」「どうやって何から書き始めればいいかわからない」「レポートの書き方なんて習ってない(←そんなわけない)」と混乱し始める。
ああ、思えば去年もそうだった、半分以上私が手伝ったんだよな…と思い出しながらとりあえずレポートの組み立て方、内容案などを作って渡してみる。
するとここで本人こだわりを発揮し「自分が書きたい内容はそうじゃない、こうしたい」と私の案却下。
いや、別に自分で出来るならそうすればいいじゃない?1行から先進んでいないから提案しただけで。
まあ私もそうなるのは想定済みだったので、息子の気持ちを落ち着けようと「コーヒー淹れてあげようか?」と甲斐甲斐しくお世話してみました。
(白い飲み物しか飲めなかった息子、なんと中2になってコーヒーが飲めるようになりました。砂糖はガバガバ入れていますが)
コーヒー飲んで息子もちょっと落ち着いたかな、と思いきや…
ずーっとグダグダした挙句、「眠い」と言ってベッドに倒れ込みました。
え!?コーヒー飲んでるのに!?(デカフェもありましたがわざわざカフェイン入りの方にしたのに)
ああ、これ、やりたくないことを強制されてやらざるを得ない時のパターン。
↑息子と同じタイプだと、まさに今この時、苦戦されているご家庭もあるのでは…?
そして昼寝から復帰後6時間が経過し、やっとレポート用紙3/4枚。
「あれについてがわからないからできない、教えて」とかすぐに聞いてくる。
先生からは調べるのにネットを使用してもいい(その代わり引用元は明記)とのお達しなので、わからなかったらパソコンで調べればいいじゃん、と返すのですが「いくら調べてもどうやって調べても出てこない!」とお怒り。
そんなわけある?とこちらでググると一発で出てくる。
あんなに毎日パソコンやスマホばっかり見てるのにどんだけググる力がないんだ。もうがっかりだよ。(ggrksってホント良い文化だったな)
本当だったらググり方も学んでほしいところですが今はその時間がなく、諦めてこちらが生けるchat GPTとなる覚悟をしました。
それなのに「これ終わらせるのあと13時間はかかっちゃうんだけど!」と本人お怒りの様子。
いや、13時間どころじゃないと思うよ、むしろなぜあと13時間で終わると思うの?
しかもやっと書き上げた3/4枚についても「やっぱりコレジャナイ!」と言って全部消しゴムで消してやり直し始める。あーあ。
そして「これじゃあ指定の枚数が埋まらない!時間も足りない!」と言うので「イラストや図解を入れてスペースを稼いだらいいよ」とアドバイスすると「イラストは使いすぎると減点になるんだよ!俺は試験受けてないからレポートで高得点採らないといけないの!!」とキレる。
……。
わかってるじゃん。
でもイラストを使いすぎるも何も、まだ一ヵ所もイラスト入れてないのに。典型的な「0か100思考」炸裂。
水族館で大分成長を感じられたんですが、やっぱり根本にあるASD・ADHD・LD要素がなくなったわけじゃないもんね。
この「できないのに完璧志向」「見通しが甘い」「やりたくないことは脳内シャットダウン」って一生のお付き合いなのかしら。毎度のことだけど疲れる。はあ。