日能研ではこちらのメモリーチェック(略称:メモチェ)という教材を使用し、理社の知識の定着を図ります。
主に家庭学習で取り組むべき教材であり、日能研の保護者会では夏の間にこちらをそれぞれ1冊やり終えてから過去問への取り組みを始めるようにと指示がありました。
やる気のある子は1周どころか2周3周と取り組んでいる教材です。
別に難易度の高い教材ではなく、基本的にはテキストを見ながら空欄を埋めていくという作業的な内容なので、解けない、できないから立ち止まってしまうとかそういうレベルのものではありません。
しかし息子、このメモチェに全然取り組めない。
びっくりするくらいメモチェが進みません。特に社会。
メモチェを開いた途端、なぜか体幹がグデグデと緩みだし次第に倒れこむ。
体中がグデグデになったその様はまさにぐでたま。
- 価格: 1100 円
- 楽天で詳細を見る
そして再び立ち上がり次のページを開くまでに多大な気力を必要とし、また1問やっては倒れこむまさに呪われた書。
でも別に問題レベルが高いとかそういうわけではないので、私としてはメモチェの何がそんなにつらいのかさっぱりわからない。
こんなのただの暗記のための作業じゃん?
やったページは教科ごとの先生に提出して都度チェックしてもらう必要があるのですが、メモチェを終わらせないと過去問に手を付けられない。
どうしよう、こんなんじゃいつまでたっても過去問に取り組めないよ。
まだ、理科は何とかやれる感じですが、社会をやらせようとするとぐでたま。
一度ぐでたまになってしまうとなかなか立て直せず、他の教科の取り組みにも支障が出てくる。
…社会、こんな思いまでして勉強する必要があるのかな。
息子のぐっだぐだな様子にため息が止まらない。
だって4年生の時から何とか工夫してどうにかやらせようとして、時間も努力もつぎ込んできた結果の6年夏の偏差値31。
上がるどころかもうずっと落ち続けてる。
この先これ以上社会に時間を費やして、果たしてこの子の社会の成績はどうにかなるの?
第一志望校の受験科目には社会がありません。(むしろそれで選んだ感もあり)
第二志望校の受験や併願校の選択が苦しくなってくることを承知で、今後の社会の学習をどうするかについて真剣に検討する段階に入りました。
そしてメモチェに取り組めなかった理由は努力不足ではなく特性によるものだったと、中学生になってWISC-Ⅳを受けることによってはじめて明らかになったのでした。
この時にわかっていればと悔いが残ります。