N50発達障害男子の中学受験、からの中高一貫校生活

発達凸凹、高IQでも偏差値は50。2023年中受終了した男子の生態を綴るブログです。

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【6年生】併願校 入試体験会

メンタルボロボロの12月、お守り校とする予定だった併願校の入試体験会がありました。
もうお守り校なんて呼ぶことすらおこがましいので、今後は併願校とだけ書くことにします。

 

受付をして会場に入ると、ダサいプレゼン校と同様に「過去問はこちらです」とのお声がけ。
しかし、ダサいプレゼン校と違ったのはなんといずれも無償配布
前回の学校見学の際にもいただいた学校作成のオリジナル版と、さらに併せて市販されている声教の過去問までくれました。

なんという太っ腹対応。
しかもこちらの学校、一回分の受験料で複数回受験可能。(※同時出願の場合のみ)
どこまでもお財布に優しい。

 

子どもたちが教室で入試体験をしている間、保護者向けにはホールで学校説明と入試問題解説がありました。

夏のオンライン私学フェアや学校見学の際にあらかた学校のことは聞いていたので学校説明においては特に新しい情報はなかったのですが、壇上の先生より
「今の高3生ですが、現時点で6割の子の進学先が決まっています」
との報告。
上の大学への内部進学の他、指定校推薦による大学合格もかなり多いというのがわかりました。

 

この日の子どもたちの入試体験は国語と算数のみだったため、実際に体験のない理科と社会の出題傾向についてはかなり詳細にお話をいただきました。
特に社会についてはそれはもう具体的に分野ごとの配点や、例えば地理は県庁所在地名は漢字で書けるように、漁業の問題が出ますよ、とか、時事だと今年はW杯がありましたよね、とかもうそんな感じです。つくづくありがたい。

 

そして子どもたちが入試体験で実際に解いた問題は答え合わせあり。
おそらく日能研に通塾している子なら問題なく解けるレベルの問題だったと思いますが、周りを見てみると結構回答が空欄だったり間違っている子も多い。


息子の答案を見ると、ほぼ全問正解していました。

なんだ…

なんだ、ちゃんとできるんじゃん。

 

ここ最近のあまりの息子の成績の急降下っぷりに、もう息子の脳ミソは考えることを放棄しちゃったのかと思っていたけど、基本から何から全てすっぽ抜けてしまったわけではなかった。

 

どん底まで落ちた成績で第一志望校も第二志望校も遥か彼方に遠ざかってしまったけど、ここなら。
きっとここなら息子も合格をもらうことができるはず。
ちゃんと問題も普通に解けてた。こんなに出来ているなら、もしかしたら特待だってまだワンチャンあるかもしれない。中高6年間授業料免除の特待を取りたい場合は4科受験が必須ですが、3年間の特待なら2科受験でも対象になるので、社会がどうにもならなかったら2科で受験もありです。

 

このままではどこにも受からないかもしれないとボロボロだったメンタルに、少しだけ光が差した入試体験会でした。