N50発達障害男子の中学受験、からの中高一貫校生活

発達凸凹、高IQでも偏差値は50。2023年中受終了した男子の生態を綴るブログです。

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【6年生】某日 第二志望校入試n回目

前回の続き。

※合否結果までの記載があります。

不合格を連発し、息子にとってこの日が最後の第二志望校受験のチャンスです。

この連戦を全く想定していなかったわけではないですが、それでもやっぱりここまで続くと大分HPが削られていきます。最悪の事態を想定していたつもりでもやはり心のどこかで第二志望校は2回目には受かるだろうと甘く考えていたのでしょう。

学校説明会に登場してくれた生徒さんが「私は2回受けて2回目で受かりました」と言ってくれたのが印象に残っていて、なんとなく息子も2回目には受かるようなそんな気がしてしまっていたのかもしれません。


受験校に向かう親子の数についても1回目・2回目の時のような人波はなく、二月の勝者で今川理依沙ちゃんが最後に向かった聖カサブランカ2/4入試回と同じような印象でした。募集人数も少ないので受験生は少ない方がありがたいと言えばありがたいのですが…

 

校舎前で息子と別れた後、この日は夫が一緒にいたので保護者控室には行かず近場のカフェに行きました。

夫は
「もしここがダメだったら併願校でもいいと思うよ、あの学校も良さそうだし」
ともう次を向いていました。

そうだね、そのつもりで選んだ併願校だし。そこは私もいい学校だと思ってる。

併願校にはまだ出願はしておらず、この試験の結果次第で出願の予定でした。
埼玉校の合格とこの併願校の存在があったからこそ、割と強気な受験スケジュールを組むことが出来たのは事実です。

 

でもやっぱり、第二志望のこの学校もいい学校だと思ってここまでやってきたのです。
何度来てもやっぱりいい学校だなと思って、私も息子も最後まで志望度はブレなかったからさ。
私は…まだ終わっていないうちから次は向けないかな。

 


試験を終えた息子と合流し(今回も水筒はOK!)学校からの道のりを歩きました。
5年生の時に初めてこの学校に来てから、何度も通ったこの道。
個人的に学校までの道のりだけは第一志望校の通学路より気に入っていました。

もう、歩くのは今日で最後になるかもしれないんだ。

そう思うとなんだか寂しく思えてきて、じんわりと目が熱くなりました。

 


合格発表をこの目で見るのが怖い。
だけど最後の合格発表も、家族みんなで見ることになりました。

息子の受験番号は…

 

 

 


なんと、ついに、ありました!

 


まさか、まさか!見間違いじゃないよね!?
後半日程のスーパー高倍率を潜り抜け、やっと!合格を手にできました。
もしかしたらここにきて加点優遇が効いたのかもしれません。
息子には、今回はちゃんと手応えがあったようでした。

 

本当に、生きた心地がしなかった。
息子より先に、私が泣きました。
息子も今回ばかりは嬉しそうでした。
よかったね、おめでとう、よかったね、と、嫌がられながらも息子を抱きしめました。