N50発達障害男子の中学受験、からの中高一貫校生活

発達凸凹、高IQでも偏差値は50。2023年中受終了した男子の生態を綴るブログです。

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【5年生】小学校 崩壊の足音

前回の続き。

息子のクラスでとある事件が起きました。

息子曰く些細な出来事でしたが、この件で担任はある児童を執拗に𠮟責し続けたようです。

その後、一部の正義感が強くて行動力のある児童が「先生のやっていることはおかしい」と反旗を翻し、今まで積み重ねられた不満もあって
「もうあの先生の授業は受けたくない」
と授業のボイコットを始めました。

 

実は彼ら彼女らはこうなるまでに、学校内の他の先生にも担任の異常さを相談していたようなのですが、結局ちゃんと対処してもらえずたまりかねた末の実力行使でした。(この詳細は後にクラスのママから聞きました)
そしてそれに連動して、特に正義感もなくただ遊びたいだけの一部の男子が便乗して授業に参加しなくなり騒ぎはじめました。

 

荒れ果てていくクラスの中で、どちらにも参加できない息子は息苦しさを感じ、ついに
「学校に行きたくない」
と言い出しました。

 

息子は過去、発達障害由来の極度のマイペースからやんちゃ系男子にちょっかいを掛けられたり、持ち物をトイレに捨てられたり、定規を折られたり、背中に青あざ作らされたりと個別のトラブルはちょこちょことありましたが、休み時間に誰とも遊ばずに一人で絵を描いていたりしてもクラス全員にいじめられたり無視されるようなことはなく、気の合うお友達も少なからずおり、低学年の行き渋りを乗り越えてからは学校大好き、放課後遊び大好きで今まで一度も自ら学校を休みたいとは言いませんでした。

その息子が、ついにもう学校に行きたくないと言うのです。


私としても息子から聞く情報が全てなのでどこまでクラスの状況を信じて良いかわかりません。
できればこちらも仕事があるので宥めすかしてでも学校に行ってもらいたいのですが、運の悪いことに今まで仲良くなったママ友さんの子は全て別のクラスになってしまったので、どうすればよいものか相談のしようもない。

 

でも確かにわかる。
あの先生は嫌な感じだった。

 

息子の言っていることも、みんなが授業ボイコットに至った理由も、わかりすぎるくらい理解できる。
実際、学校に来なくなってしまったり保健室登校になってしまった子も何人かいるようだし、塾に行っていればとりあえず勉強は何とかなるし、息子も自宅学習にしようか。

 

そうこう悩んでいるうちに、なんと担任の先生の方が学校に来なくなりました。

 

1学期末の保護者会、学年全体会を終えた後息子のクラスの保護者だけが残されて、校長から担任の変更だけが告げられました。

公式の発表は「前の担任は病気」とされただけでした。
そして、新しい担任はついこの間まで女子大生だった若い女の先生でした。

 

…大丈夫なの?

 

不安は的中、まったく大丈夫ではありませんでした。
むしろ、もっとひどくなりました。

 

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sasachizu.hatenablog.com