前回の続き。
スマホゲームで癇癪を起していた息子。
で、まあなんで学年末テスト直前に勉強ではなくゲームをやってるのかって話ですよね。
実はこの頃にはもう私は覚悟を決めて、息子に勉強の口出しをするのをやめていました。せいぜい「何時から勉強するのか宣言だけはして」とだけは言って、後はその時間まではスマホゲーをやっていようが何だろうがガミガミ言いませんでした。（時間の感覚がおかしい息子は結局時間通りに行動できた試しがないのですが…）
しかし、夫は毎度試験の度に計画を立てて、息子の勉強の進捗をチェックしています。時間通りに行動できていようがいまいが、その日に終わらせなくてはいけない勉強が終わっていなければ指摘します。（怒りはしません）
そのテスト勉強をしなくてはいけないというプレッシャーや、学校での出来事などでストレスが溜まりまくり、イライラが止まらないと息子は言ったそうです。
そしてそのイライラの中、何年も前に私に言われた嫌なこと（中受当時は私も息子に対して「なんで出来ないの！」の失言だらけでした）や、学校で周りから嫌なことを言われても我慢して飲み込んだアレコレなんかがブワーッと頭の中に噴き出してきて居てもたっても居られなくなること、それがどうしようもなくて自分をつねったりしてなんとか気を紛らわそうとしていたことなどを涙ながらに告白したようでした。
なるほど…。
こういうのはどうやら記憶力が良すぎる2Eあるあるみたいなんですが、それならもう私が今からいくら息子への対応を変えて頑張っても取り返しはつかないってこと？なんだかなあ。
息子がゲームにのめりこんでいたのは、こういう思考のグルグルから逃れたかったというのもあったのかな。
そしてこのイライラというのは、おそらくアトモキセチンの副作用もあるのでしょう。確かに息子は服薬当初から「イライラしやすくなった」とは言っていましたし、この薬の代表的な副作用の中に「怒りっぽい、攻撃的、敵意の発現または悪化」というのがありました。
服薬して、うまく行ってると思ってたんだけどなあ…
やっぱりそう全てうまくは行かないのか。
やっぱり負担としては
精神の苦しみ＞ADHD的ぼんやりうっかり
だと思うので、息子のこの告白を聞いて、しばらくアトモキセチンの服用はやめるようにしました。
しかしその対応が遅かったのか。
いざ学年末試験の日。
一日目は普通に学校に行き、帰ってきてからも一応翌日の科目の勉強をしていました。
二日目。学校に送り出したしばらく後、息子からLINEが。
駅で気持ちが悪くなり吐いてしまった。駅員室で休んでいる。
え…？
朝具合が悪そうではなかったし、どうしたんだろう。
本人曰く、乗り換えが間に合わなさそうで走ったら気持ち悪くなってしまった、とのことでしたが…
結局その日は帰宅することになり学校に行かず、試験は受けられませんでした。
息子は帰宅後ベッドに入ると、夜までずっと寝ていました。
続き↓
【以下余談】
先日こちら↓の記事でルックバック映画化について触れましたが…
藤野ちゃんの声、「不適切にもほどがある！」のジュンコちゃんがやるんですって！？
昭和生まれとしては「不適切にもほどがある！」は面白くて毎週欠かさず見ているんですが、ジュンコちゃんの声とても可愛くて好きなんですよね。
アニメ声優初挑戦らしいのですがすごく気になるので劇場公開見に行こうと思います！
