3月1日付で系属校となる協定を締結したようです。
もともと昨年5月より宝仙と順大は高大連携協定を結んでおりました。
ここにきて系属化し、さらに医学部への内部進学枠も数名とはいえ確定しているようです。
昨年の順天・北里大の合併↓に続きN50以下で将来医学部を熱望するお子さんには朗報?
上記は法人としての合併ですが、今回は法人はそのままでの系属化なので完全な附属化というわけではないようです。それでも『宝仙』の名前は校名からなくなっちゃうんだ?(※3/14追記。順天堂大学系属理数インターはあくまで通称のようで、校名は宝仙のままのようでした)
なお北里大学同様、順天堂大学も多数の高校と高大連携協定を結んでおり、その数27校。
宝仙と高大連携協定を締結したのが昨年の5月10日ですが、それ以降に現在までに提携したのが13校ありました。
いやーこの高大連携ブームすごいな…と思って他の大学も調べてみたんですが、どうやら熱心にやっている学校とそうでない学校とわりと二極化しているみたいでした。
学校の魅力か、少子化への危機感か、経営サイドにも色々な考え方があるのかな。
それにしても、改めて宝仙理数インターのHPを見てみたのですが受験方式の数がすごい…!
宝仙学園中学校共学部 理数インター | 宝仙学園 中学校・高等学校共学部 理数インター/高等学校女子部
どうやら校長先生曰く「日本一入試方法の多い学校」なんですね。(2021年当時情報)
そして普通の2科・4科の入試では2月1日でも15人しか枠がないのね。
23年の入試結果のデータとか見ると、受験者も合格者も圧倒的に公立一貫型の子が多いんだな。
同校HP掲載入試データより2/1の結果を抜粋
となると、順天堂大学との系属化が決まっても普通に私立型の受験勉強してきた子たちにとってはこれがきっかけで志望校に検討するとか、あまり関係なさそう…?
なお最新の予想R4偏差値は2/1AMの特(ってなんだろう?4科特別入試のこと?)で42、公立型入試で43です。
R4一覧 【予想】入試の合格可能性80%の偏差値を予想した一覧表 | 日能研入試情報
しかしこちら↓の記事によると25年の中学入試から「医学部進学コース(仮称)」を新設するようなので、今後入試形態や偏差値には動きがあるかもしれません。
そして順天堂大学と言えば!
なんと言っても箱根駅伝での医療ボランティアですよ。
www.yomiuri.co.jp城西大の櫛部監督がそのきっかけだったなんて知らなかった…。
このボランティアには賛否両論あるようですが(ボランティアではなく仕事として請け負った方が良い、など)箱根駅伝ファンの私は純粋に頭が下がる思いです。母校愛・駅伝愛がないと出来ないことだなあと。
あとは超個人的な話ですが。
息子が小学校低学年の時にちょっと珍しい病気を発症したことがあったのですが、緊急で夜中の2時に手術をしてもらったのも順天堂の大学病院でした。(地元の夜間対応救急病院でその時の医師に「今から車でお茶の水行ける!?」と言われ順天堂に繋いでもらったことを思い出します)
それから何となく思い入れがあり箱根駅伝でもつい応援してしまいます。初代山の神の今井さんを輩出したのも順大でしたし!
…って、えっ!たった今、今井さんのこと検索したらこんなニュースが!!
こちらも今日、つい数時間前のニュースじゃないですか!!
今年箱根駅伝の解説に出演されていたのは伏線だったのか…!!
…話が逸れました。
今後もこんな感じで高大連携だけでなく附属化、系属化が進んで内部進学枠が確保される大学が増えてくるんでしょうかね。
もし息子の通う学校でこういう動きがあっても、きっと評定取れない息子には関係ないんだろうな~と低みから見物させていただきます…
【余談】中受ブログなのに当ブログで一番の高アクセスを叩き出した今年の箱根駅伝の感想記事はこちらです↓
箱根駅伝というのはこんなところでも化け物コンテンツなんだなあと改めて感じた次第。