N50発達障害男子の中学受験、からの中高一貫校生活

発達凸凹、高IQでも偏差値は50。2023年中受終了した男子の生態を綴るブログです。

MENU

【6年生】1月某日 埼玉校入試②

前回の続き。

息子の試験を待つ間持参した本を読もうと思っていたのですが、周りを見ているとどうやらこの図書室の本は自由に読んで良さそうだったので、ウロウロと本を選び始めました。

今更ながら思ったのは、図書室も各学校のカラーが結構表れるなあ、ということ。

こちらの学校はおすすめ図書コーナーのところに漫画がずらり。
最後の公開模試会場でたまたま待ち時間に通された市川学園の図書室とはだいぶ雰囲気が違いました。

そして私が手に取ったのはこちら

言わずと知れた芥川賞受賞作です。そのうち読んでみたいなと思いつつずっと手にしていなかったので、いい機会でした。

試験終了までに読み終えられるかな?と思っていましたがさらりと読了。面白かったです。
夢中で読んでいたので息子の試験のことをあまり考えず無駄にハラハラドキドキしたりせずに済み、大変助かりました。
そして、もしかして…と思いつつネットで検索して見たら、やはり登場人物と発達障害について考察されている方がたくさんいました。(作品では発達障害については特に言及されていません)身近にいるとついつい登場人物の言動と重ねてしまうよね…

 

何度かトイレに行ったり飲み物を自販機に買いに行ったりした以外はずっと図書室の中にいましたが、他の保護者控室を覗いてみるとちょっと寒そうかなという印象を受けました。
(パソコンなどを持ち込んでお仕事をされたい方は防寒対策をして机がある食堂などの控室を選ぶといいかもしれません。図書室は本を読むには良いですが机が使える席は多くありませんでした)

 

そして、そろそろ試験終了時間。
事前に受験番号ごとの合流地点が記載された紙が配布されていたので、その場所に向かっていきました。
受験生はたくさんいましたが非常にシステマチックに合流が行われており、スムーズに息子と合流することが出来ました。

 

合流した息子からは朝の不機嫌さが消えておりちょっと安心。
そして発せられた意外な一言。

 

「もしここしか受からなかったらここに通ってもいいかな」

 

えっ、どういう風の吹き回し?あれだけ埼玉校は嫌だ、受かっても通わないって言ってたのに。
っていうか、そのセリフ、なんだか二月の勝者15巻で新宿海浜を受けた後の前田花恋を思い出すんですが。(実力は天と地ほどの差があるけど)

 

まさかフラグじゃないよね…?

 

ちょっと嫌な予感がしつつ、お昼はゲン担ぎでトンカツを食べて帰りました。
入試前は揚げ物を避けていましたが、今日はもう多少胃もたれしてもいいかな。

帰宅後は、塾とZoomを繋いで試験問題の振り返りです。
入試本番においてもブレずに振り返りを嫌がる息子…
私も敢えて試験の出来については触れないでいました。

 

合否結果はこちらから↓

sasachizu.hatenablog.com