N50発達障害男子の中学受験、からの中高一貫校生活

発達凸凹、高IQでも偏差値は50。2023年中受終了した男子の生態を綴るブログです。

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【6年生】2月某日 第一志望校入試4回目

前回の続き。
※合否結果までの記載があります。

泣いても笑っても、最後のチャンスです。

前日の夜には、日能研のZoomにてこの学校のための特別対策講義がありました。
画面の中には、息子の他にもまだこの学校を諦めていない仲間たちの姿がありました。
そして迎えた翌朝、今までと同様に受験校へ向かいます。
明らかに電車の中の中学受験生は減りました。まさに二月の勝者19巻で描写されていたこの風景です。しかも週末だったので、よりガランとした印象でした。

 

最寄駅から学校まで、今までと同じ歩き慣れた道を歩きます。
すると1回目、2回目と比べて多少人数は減ったけれど、それでも電車の中で感じた寂しさとは違い、まだたくさんの受験生がこの学校へと向かっていきます。

 

息子を送り出し、今回はいつものようにカフェには向かわず、しばらく散歩をしました。
この日は途中から夫が合流する予定でした。

商業施設が開き始める時間になって、夫が合流。
しばらく学校近くの大型商業施設でプラプラしていると、義母からもう受験終わった?との電話が。(義両親は息子が中学受験をすることを知っており、塾があるからと正月も会っていませんでした)

お義母さんもここ数日ソワソワしてくれていたのかな。確かに今日はもう受験を終えている子も多数だろうしね。
でもまだ息子は最後の戦いの最中なんです。どうか応援していてください。

あてどもなく商業施設の中をプラプラ歩いているとマッサージの店を見つけ、今日はここでマッサージしてもらいながら待つのもアリだったかな…と思ったり。
夫がいたためか、あるいは最終日だったからか、私ももう緊張の糸がだいぶ切れかけていました。

 


試験終了時刻が近づき、いつものように保護者が待つ校舎前に移動。
最後の試験ではありますが、路上に並んだ保護者の数が1回目2回目に比べてすごく減ったかというとそこまで大きく変わらないように思いました。この日は週末だったため、我が家と同じように夫婦揃って来られていた方がいたからかもしれません。
そして3日もここに立ち続けた結果、あ、この方1日目も2日目もいらしたな…と見慣れたお顔の方がたくさんいらっしゃることにも気が付きました。
(お話されながら待たれていたり、ご兄弟連れだったり、目立つ見た目の方はなんとなくですが覚えてしまっていました)
みんな、この学校を熱望して最後まで戦い続けたご家族。
学校説明会で何度もこの学校は第一志望者が多いと聞いていましたが、本当にそれを実感しました。

 

試験が終了し、出てきた息子は今までになく晴れやかな顔をしていました。
最後に全力を尽くせたのかな。ここまでよく頑張ったね。

 

この日の昼食は家族三人で、夫が行きたがっていた肉料理の店へ。
そこで息子が、最後の試験会場で塾の複数の友人や日特メンバーに会ったこと、そこでいろいろと話したことなどを教えてくれました。
塾からはあまり試験会場で友達と話したりしないように、と言われていたのですが…。
最終日だしみんなもういいかとなっていたのかな。最後まで一緒に戦った仲間だしね。
私だって緊張の糸もうほとんど切れちゃってたしな。

 


この日の結果も当日夜の発表。
今までと同じく、息子がクリックすることになりました。

時間になり、結果をクリック。

 


不合格。

 


4度目となる不合格。最後までサクラは咲きませんでした。

息子のチャレンジの日々は、これで終わりました。