前回の続き。
知覚推理(PRI)では目を疑う数値が記載されていました。
なお知覚推理とは「視覚情報をまとめて理解して推理する力、複数の情報を同時に処理する力」のことですが…
なんとその合成得点の数値、151。
【以下報告書によるコメント抜粋】
・視覚的推理力、形や空間を捉える視覚的認知力ともに極めて高い
・幾何図形や直感的な推理を求める課題の方が、身近な事物の推理や判別課題よりも高得点
・同じ視覚刺激でも記号のような簡潔な視覚刺激の方が捉えやすいと考えられる
・直感で捉えて周りと違う指示の捉え方をしてしまうことも起きやすいと考えられる
・独自の解釈・行動があっても頭ごなしに否定せず、本人に意図を確認・修正していくとよい
う…
うわあああああ
そういうことだったの!?
幾何図形の課題が高得点…
確かに、教科でも幾何だけは得意なんです。
ろくに勉強していないのに、定期テストでは学年一桁順位を取ってきたこともあるくらい。
ボリュゾだった日能研でも算数だけはクラス上位にいました。(6年後期以外)
そしてずっと息子に対して不思議に思っていたことがあるんです。
複雑な問題なのに途中式を書いていない、でも答えが合っている。
本人は頭の中でやっていると言っていましたが、私は信じていませんでした。
こんな難しい問題、頭の中だけで出来るわけないでしょ?って。
毎回「途中式書きなさい」「嫌だ、書けない」で不毛なバトル。
実際、途中式がないからテストでは×になっていたりしたんです。
それに大問1の簡単な計算問題さえしょっちゅう間違えていたのに(これも絶対に暗算でやろうとする)、どうして後半の難問が暗算で出来るのよって。
だから答えが合っていてもまぐれだと思っていました。
本人の言い分は「なんで書かなくてもわかるのにいちいち書かなくちゃいけないの?」だったのですが…
まさか…
本当に頭の中だけで出来てた…ってコト!?
まさに頭ごなしに否定しちゃっていました。能力を知らなかったとはいえ、何ということを…
そして
周りと違う指示の捉え方をしてしまう
あるある過ぎて首がもげそう。
それって知覚推理が高いから、だったの?
そういうことにならないよう、小学校でも低学年の頃は「こういう時はこう」という視覚支援のための絵カードを机に貼ってもらっていましたが…
息子の不可解だった生態の謎が少しずつ解けていく…
続き↓