さて、そんなこんなで小学校生活としては暗黒時代真っ只中だった5年生中盤、
日能研での公開模試の成績はと言うと
(見やすいように偏差値のみ切り抜いて編集しています)
4科目としては謎の安定感ですが中身はぐっちゃぐちゃ。
ここにきて算数演習講座の効果が出始めてはいる様子。偏差値66は今までの最高値。
しかし社会の偏差値37、こちらは過去最低値…(しかも2回も…)
それぞれの最高値と最低値を同時に更新、その差29。
社会、本当にどうにかなりませんか?
イヤイヤ栄冠に向かわせるのにも意味を感じなくなってきた昨今。
私、子供の頃社会ってどうやって勉強してたっけ。小学校時代はそんなに勉強なんてしていた記憶がないけど…
そうそう、中学時代は4人組で20分くらい歩きで登校していたけど、テスト前はいつも歩きながら交代でそれぞれのノートから問題を出し合って、クイズの早押しみたいに答えていたんだった。
(ちなみにその友人みんな賢くてその後大学は上智へ二人、女子大御三家へ一人進学しました。私が定期テストで良い点取れてたのは彼女たちのおかげかも)
よし、それだ。
もう時間かかるし書かせるのはやめよう。
口頭でのやり取りでもやらないよりはマシ。
「これから社会はお母さんと一緒にクイズ形式で勉強しよう!」
と誘うと息子、しぶしぶ了承。
せっかくだからゲームみたいに楽しみながらできた方がいいよね!
と思ってこちらを購入。
「お母さんが栄冠から問題出すから、答えるときはこのボタンを押して制限時間以内に答えてね!わからなかった問題は時間を空けてもう一回やるよ!」
かくして毎日5問程度の社会早押し一人バトルを始めたのでした。(制限時間以内にボタンを押して答えないと負け)
が、一緒にちゃんとできたのはほんの数回。
息子はいつもそうなのですが、本質と違うところに興味を持ってしまうのです。
博物館では展示物を見ず音声ガイドのイヤホンをずっといじってる。
芋掘り体験では芋を掘らず芋置き場のビニールシートで一人寝転がるのを楽しむ。
今回もそれは早押しボタンに向かいました。
クイズに回答するというよりも、ボタンをどれだけ速く押せるか、何回連続で押せるか。
とにかくボタンを押したい。(幼児か!)
社会の問題ができるようになるより、早押しを極めたい。
問題を出すと、わからないのにとにかく押す。
ピコーン!間違い!
ピコーン!間違い!
ちょっとやめて、ちゃんとやろうよ、ねえ、落ち着いて
ピコーン!カチャンピコーン!カチャンピコーン!カチャン
あああうるさああああい
ああ、もうこうなっちゃうとダメだ。これはもう使いません。
私が読みを間違えました。
楽しくできるかなと、良かれと思って買ったんですが完全に裏目に。
はぁ、もうこの子育てて何年目だよ…こうなることくらい予想しとけよ私…
そんなわけで社会の学習方法の切り替え案はあっという間に撃沈しました。
ちなみにこちらの早押しボタンは早押しボタンとしての機能を封印され、現在はちょっと不安定なスマホスタンドとして余生を送っています。