息子がリアル中学受験生だった当時はあまり人の受験ブログとかを読まなかったので、自分がこのブログを書くようになって初めて『ボリュゾ』という言葉を知りました。
こちらの記事によるとN偏差値で45~55ということですが、一般的に偏差値とその割合の関係はこんな感じです。
『ボリュゾ』には日能研に通っている子の中の約40%が該当するわけですね。
上位30%、下位30%は『ボリュゾ』には含まれません。
まさに入塾後この域からほぼ出ていない息子はボリュゾの第一人者となっております。
ちなみに息子の5年生時の年間平均偏差値はこちら(赤枠内)。
(最上段は4年生時の年間平均、3・4段目は5年生を前期と後期に分けたものです。見やすいように偏差値のみ切り抜いて編集しています。クリックで拡大)
しかしながらN45とN55というのは学校の難易度も全く違うわけで、過去問を見ても問題のレベル感が全然違うのでボリュゾとひとくくりにするのには個人的にはとても違和感があるなあと思ったり。
そしてうちみたいにN45~55を行ったり来たりしているのと、安定してずっとN45周辺なのかN55周辺なのかでも全く違う気がするし…
科目別でも行ったり来たり系の息子の当時の状況としてはこんな感じでした。
①国語
やればできるはずの漢字で数問落とす。
文字の成り立ちから偏と旁の関係を理解していないので、オリジナルの新しい漢字を作り出してしまう。
記述は大体空白。
(しかし4教科で一番乱高下なく成績が安定していたのが国語でした。4年から5年にかけてじわじわ上がっていった感じです)
②算数
他の科目に比べれば得意科目なので比較的よくできているが、正答率が低い難問を正解する反面うっかりミスで計算問題を落とす。
苦手な分野になると途端にガクンと成績が落ちる。
(算数で得点を稼げないとその回のテストのトータル偏差値は目も当てられないことに)
③理科
こちらも算数と同様割と得意だが、分野による得意不得意の差が算数より大きい。記述で回答する項目などは国語と同様空白になりがち。
④社会
あっ…社会はほとんどN45に達していませんのでボリュゾを語れません…すみません…
漢字や計算問題は日能研の『計算と漢字』をやりこめば絶対に力がつくはずなのに、どうにもこうにもやりたくない息子。
日能研の保護者会などでも朝にやると効果的と言われていたのに「やれ」「やりたくない」で不毛な親子バトルをしていました。
反復練習を死ぬほど嫌がるのが息子の低い処理能力特性によるものだと知ったのは、中学生になって受けたWISC-Ⅳの結果からでした。