教員のブラック勤務が声高になってきた昨今でも、いい公立中学は確かにあります。
しかし人事異動がある限り、いい公立であり続けるかどうかはどうかはある意味賭けとなります。
そして、それには学校の最高責任者である校長の力が大きく関わってくると思います。
一連の学級崩壊を経験して。
熱望校に落ちたら公立、というような考えはもともとあまりありませんでしたが、これできれいさっぱりなくなりました。
↓ここまでの学級崩壊シリーズ
中学は何が何でも絶対に私立に行かせよう。
校長や学校の方針をもっとちゃんと確認して選ぼう。
そして何より先生が威圧的だったり、抑えつけ系の先生がいる口コミがあったら他がどんなにいい学校でも絶対やめよう。
そう気持ちを新たにしました。
実際に、この頃志望校候補にと考えていた都内の某共学校があったのですが、そこにお子さんが通っていたという先輩がたまたま会社におり、些細なこと(※)で部活の顧問にひどく叱責され部活を辞めざるを得なくなったエピソードなどを聞いて、そこは志望校候補から外しました。
(※)部費の支払いに使用した封筒が新品ではなかったことに「失礼だ!」とご立腹されたとのこと。式典などでの封筒ならわかりますが誰がいくら払ったかわかればそれでいいものなんじゃないの?どこに怒りのポイントがあるのかわからん…
ちなみに以前宿題や定期テストの廃止で話題になっていた千代田区立の麹町中学校では、その改革を起こした工藤校長が退任され新校長になったとたん通知表の評価が下がったり、最近では定期試験の実施などを元に戻そうとする方向性であることなどが報道されていました。
その工藤前校長は現在、神奈川県の私立横浜創英中学高校の校長に就任されていますが、その後人気爆発、倍率急上昇となっていて来年の入試予想でも大変な倍率が想定されています。
確かに2021年の男子R4偏差値は2/1で35でしたが、直近の同日R4偏差値は42でなんと偏差値にして7も上がっていました。
まだ息子が低学年の頃にこの学校を知ったのですが、工藤前校長は発達障害にも大変理解のある先生のようで、千代田区に住めるなら行かせたいと思ったことがある学校です。(実際に区外から転居してくる家庭も少なくないそうです)
公立校長ガチャも当たりが大きいほど、その後が大変になるのかもしれません。
その工藤前校長は現在、神奈川県の私立横浜創英中学高校の校長に就任されていますが、その後人気爆発、倍率急上昇となっていて来年の入試予想でも大変な倍率が想定されています。
確かに2021年の男子R4偏差値は2/1で35でしたが、直近の同日R4偏差値は42でなんと偏差値にして7も上がっていました。
こちらの学校でも「宿題ナシ」は実践されているようですね。
息子が聞いたら羨ましがりそうです。
本日の記事で5年生で経験した学級崩壊シリーズはいったん終了となります。
ほぼ中学受験に関係ない話が長々と続いてしまい、すみません。
しかしこの小学校の知り合い以外でも、小学校での学級崩壊をきっかけに中学受験の道に進んだ方は何名かいます。
中学受験のひとつの理由として、参考にしていただければと思います。