N50発達障害男子の中学受験、からの中高一貫校生活

発達凸凹、高IQでも偏差値は50。2023年中受終了した男子の生態を綴るブログです。

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【6年生】併願候補校 学校見学

オンライン私学フェアでたくさん質問攻めした併願校候補。
1回につき1家族のみ参加の校内見学ツアーに家族そろって参加、到着すると広報担当の先生がベタ付きで案内してくださり、学校の隅々まで見学させてもらえました。

こちらの学校の校舎はデザイナーズ物件ならぬデザイナーズ校舎という感じで、おしゃれで明るくてキレイ。
だけど今まで見てきた第一志望、第二志望の学校と違って部活のものが教室に雑然と出ていたりするのと、参考までに見せていただいた生徒さんのロッカーが開けたら雪崩を起こすレベルで思わず親しみを覚える。
ここなら片付け苦手な息子でも浮かない感じかな…

 

そして驚いたのは何よりも充実した設備。特に豊富な部活に対してのアレコレがすごい!
運動部の設備だけでなく、珍しい軽音楽や放送部専用の部室もあったり、

プールはバッチリ室内温水プール
(息子はプール拒否派なんですが屋内であればまあ許容範囲とのこと)


図書室は蔵書数もさながら雑誌もたくさん、何よりカフェみたいな雰囲気で居心地が良い。
いかにも私立中の佇まいで私が通っていた公立中とは雲泥の差、思わず
「すごい、私が通いたいくらい…!」
と口に出てしまったのですが、それを聞いた案内の先生
「親御さん皆さんおっしゃるんですけどね、実際に通っているお子さんたちはこれが当たり前になってるんですよ」
と笑いながら仰ってました。

 

確かに。
中受して入ってくる子は公立中に通ったことがないわけだから、これが世の中の中学のスタンダードだと思ってしまうよね。
なんて贅沢なんだ…

 

しかし、そんなに素敵な学校にも気になる点が。
やはり偏差値と、大学進学実績。

 

N偏差値30台ということで、やはりゴリゴリの中受対策をしている子よりも公立を避けたいという理由で入ってくる地元の子が圧倒的に多いとのこと。
ただ学力優秀層がいないわけではなくやる子はやるし、先生方もそのサポートはするということで前年度は旧帝進学者も一人出ていました。
しかしこの学校では個々人に合わせた進路を応援する方針なので、学校名で大々的に進学実績をアピールすることはしていないそうです。
それでも生徒全員が四年制大学に進学することは目標にしているので、附属大学含めどこかしらの大学には放り込んでくれそうでした。

 

のびのび青春を過ごすという点だけで考えたら、すごく楽しく過ごせそうな学校。
大学受験については追々考えていけばいいかな…

 

最後に学校で作成されている過去問冊子と、オリジナルノートやボールペンなどたくさんのお土産をいただいて帰ってきました。
えっ過去問タダでくれるんですか!?もう至れり尽くせりじゃん…!
あまりの好印象に家族みんな「ここだったら楽しく通えそうだね」という結論に達し、いわゆる『お守り校』はほぼこの学校に決まりとなりました。
我ながらチョロい。