箱根駅伝も終わってしまい、本日からブログも通常運転です。
仕事は…明日からにしようかな。
さて、昨年のこの時期、日能研では最後の保護者会がありました。
主な内容は入試直前の注意点や入試期間のサポートなどの話が中心でしたが、そこで初めてその存在を知ったのがまけないハチマキなるもの。
それ、なあに?
なんと、子どもたちには12月のうちにとっくに配布されていたようで、先生や同じ教室で学ぶ友人たちから激励の熱いメッセージが書き込まれた合格祈願の「必勝手ぬぐい」であり、「負けない」と「巻けない」を掛けて「まけないハチマキ」と呼ばれるものだそう。
受験本番の時にみんなのメッセージを見てこれに勇気づけられたという卒業生もたくさんいるという、お守りアイテムでもあると言います。
ふーん、私、それ、見てない。
新年早々嫌な予感。
Nバッグの中を漁ると、余白に誰からのメッセージも書かれていない、A3サイズより少し大きいくらいのサイズのこんな手ぬぐいが出てきました。
はぁ… また、このパターンか。
ねえ、みんなは先生や友達にそれぞれ応援メッセージを書いてもらったものをもう既に持っているらしいよ。
あなたのは真っ白で誰からも応援メッセージが書かれていないけど、それでいいの?
皆コソコソやっていたわけじゃなくて、塾でそれぞれお互いに書きあったり先生のところに持って行ったりしていたわけでしょう?
冬休みが始まってあれだけ毎日塾に行っていたのに、周りのみんながそうしているのをまったく見ていなかったわけではないよね?
あなたはその時何をしていたの?ボケっとそれを見ているだけだったの?それとも見てもいないで自分の世界に入っていたの?
この真っ白なハチマキを見て寂しくならないのかな。もう本人が何にもなしでいいならどうでもいいんですが。
ということで本人に聞くと、今になってやっぱり書いてもらいたいとのこと。
じゃあさっさと出しなよ…!
過去問のこともあり息子本人に任せるのは全く信用できないので、またもやチャリを飛ばして日能研へ。
もう手ぬぐいへのメッセージ受付はほぼ終了してしまったとのことですが、間に合う先生だけでも書いてくれるとのことでした。
そして返却された息子の手ぬぐいは、ネットで見かけるびっちりと応援や合格祈願のメッセージが書かれたものと違って余白だらけのスッカスカ…
もちろん友達からのメッセージなどありません。
私も夫も書きましたが、3年間も日能研に通っていたのに、なんだかな…とちょっと切なくなってしまいました。
過去問出さなかった時と言い、なんでいつもこうなんだろう。
埼玉受験まではもうあと残りわずかなのに。
今思えばハチマキのことなんて大したことではなかったのかもしれませんが、この時はもう息子の当事者意識がなさ過ぎて私の方がなんだかガッカリしてしまい。
みんながもうすぐ始まる受験に向かって気持ちを盛り上げながら突き進んで行く中、うちの息子だけが波に乗り遅れ、取り残されているような気持ちになりました。