前回の続き。
激しい発達凹凸、高IQ、でも日能研偏差値はどう頑張っても50前後だった息子。落ちる時はどこまでも落ちていったけど…
私はふとあることが気になって心理士さんに聞いてみました。
「先生、この結果から息子はギフテッドの2Eということになりますか？」
そう、この時↓にいろいろと調べていて、私はとある記事に出会ったのです。
それはうちの息子と同じ年の、元テレ東･赤平大アナの息子さんの麻布中学合格の記事でした。そこではじめて『2E』という言葉を知ることに。
そこから2Eとは何ぞや？ということを調べてみたりしました。
なお2E（twice-exceptional）とは上記の記事にもありますが、一般的にギフテッド（色々な定義がありますが高IQもそれに含まれる）かつ発達障害を持つ「二重に特別な人」という意味のようです。
しかしなんと言ってもその時にネットの海で見つけた2Eのお子様方はこの赤平氏の息子さんの麻布中学合格の記事しかり、日常で困難なことはあれど知的好奇心が高く何か突出して素晴らしい能力をお持ちのお子さんたちばかりだったので、偏差値N50の息子とは似ても似つかず。
当時は我が息子がまさか2Eの当事者になるだなんて想定すらしていなかったので、そんなお子さんもいらっしゃるのね～とまさに他人事でした。
実際に中１の息子は「あなたの知的好奇心はどこに置いてきたの？」というくらい勉学・学問に興味がなく、家にいてもYouTubeかスマホかゲームばかり。
ネットでお見かけした2Eの皆様とはどうにも様子が違う。
私の「息子は2E？」の問いを受けた心理士さんからは「WISCの結果からはそういうことになりますね」とのお墨付きをいただいたものの、とても戸惑いました。
知的好奇心に満ち溢れた賢い子と、ただただ育てづらいウチの息子は、どこが違ってしまったの？？？
この時私はまだ、2Eを含めた本来のギフテッドがどういうものかということがよくわかっていませんでした。それは後々理解することに。
そして当の息子本人はこの結果をどう受け止めたのか。
今日この日までIQという言葉すら知らなかった息子ですが、どうやらIQ140超えの人間は全人口の0.何パーセント？しかいないというところが彼の心を射止めたようで
「ってことは俺ってレアキャラじゃん！」
とちょっと嬉しそうでした。
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でもさ、心理士さんも言っていたけど数値の高さじゃなくて数値間の差を見るとこの先もあなたはとても生きづらい人生を送ることになるんじゃないのかな。
凹凸差40以上っていうのも相当レアキャラなのよ…。
…いや、こうして改めて考えると意外と息子本人はあんまり生きづらそうじゃないんだよな。
こんな結果が出ていて、ノートは取れなくて課題は出せないから先生にもしょっちゅう叱られているようだけど、本人ケロッとしてるし小学校の時から学校は好きで、友達関係でもちょこちょことトラブルはあったものの今のところ集団いじめのようなものにはあってない。受験も終わって、毎日のびのびゲームも楽しんじゃっているし。
私や、学校の先生や、先日の約束を破られた友達など、周りの方が困ってるわけで…。
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