前回の続き。
ハワイ最終日の朝6時。息子を起こし、何はなくとも熱を測る。
36.7℃。
やったーーーーー!!!帰れる!!!!!
ついでに私も現時点で発熱も体調不良も無し。(疲れはひどい)
この3日間ホテルの部屋から一歩も出なかった息子に、ビーチの散歩を提案。
まだ明るくなりきらない空の下、最終日にやっとビーチを歩く息子。
膝まで海に浸かってつかの間のワイキキの海を堪能しましたが…あいにくこの後ポツポツと雨が降ってきてしまい早々に退散。
部屋に戻りシャワーを浴びさせ、最終パッキング。
その後友人にお土産を買いたいと言うので、チェックアウトして荷物を持って、7時開店のABCストアへ。
ほぼハワイを味わわなかったのにお土産だけは買う息子…まあお土産選びだけでも味わえて良かったのかな。
予定の8時よりも前に、待ち合わせ場所にはお迎えのドライバーがやってきました。
龍が如く8で桐生さんの泊まっているホテルのモデルになったシェラトン・プリンセス・カイウラニの他、たくさんのホテルに立ち寄って同じ便に乗る日本人観光客の皆様をピックアップ。全てのお客さんをピックアップした後、車はホノルル動物園の前を北上し、今回行けなかったマラサダの有名店レナーズの前を通り、ハイウェイに向かいます。
と、私は旅行中立ち寄れなかったエリアの景色を味わい深く眺めていたのですが、隣に座っている息子は相変わらずスマホでマンガ…
呆れましたがこの時にはもう、何も言いませんでした。
しかし空港に着き歩きスマホを制したところ、スマホを見られなくなった息子はグッデグデの態度になり…
急に怠いとか熱測りたいとか言い出して今ここではやめてくれよと。お前ひとりでハワイに残りたいのか?(スマホを見ている間はちっともそんなこと言わなかったのですが、後で聞いたらただ空港内の蒸し暑さが堪えたようでした)
スマホ撮影厳禁の出国審査場(?)でついに行列に並ぶのに飽きてスマホを取り出してマンガを読もうとするし…
さっきの車内では黙っていたものの、このちょっとの間もスマホから離れられないスマホ中毒をどうにかしないと!!
なおこの件について後日息子と話し合ったところ、
「脳が暇になる時間が耐えられない」
ということでした。
元々『じっと待つ』ということが苦手ではありましたが…そうか…外国の景色はあなたの脳にとっては刺激にならないということね…
これも「興味がないから」なのか。それとも服薬をやめたことでADHDの特性が出てしまっているのか…
さて、出国審査も無事通過し、無事飛行機にも乗り込み、いざ帰国の途へ。
帰りは約11時間のフライト、日本時間15時過ぎの到着予定なので寝ても寝なくてももう問題なし。
息子は涼しい機内は快適だったらしく、機内食もしっかり食べ、ずっとゲームをしていたようでした。
私は行きの飛行機で気になっていた映画をいくつか見たり。(そのうちのひとつ『落下の解剖学』、面白かったのでそのうち感想書きたいと思います)
で、どうでもいいんですが、機内で我々の前に2歳前後の幼児と0歳児の赤ちゃんを連れた日本人のご家族が乗っていたのですよ。
バシネットに寝かせられた0歳児ちゃんが全然泣かなかったのも奇跡的でしたが、この(おそらく)2歳ちゃんが本当にお利口でねー!
長時間のフライト中、ほとんど愚図らず。親御さんがおもちゃなど色々と出して飽きないように工夫されたりもしていましたが、ちょっと愚図って泣き始めても「し~」と言われると静かにできてね!もう天才児じゃん!こんな子だったらどこにでも連れて行けるよ!
息子がこの年齢の時なんて(以下略
やっと海外旅行に連れて行けるかなと思えたのが3年生過ぎだったよ…
とまあ、帰りは快適なフライトで(行きも別に私の精神状態以外は快適なフライトでしたが)無事成田空港に着くことが出来ました。
後は帰るだけ…なのですが、空港に着いたら私には確認しなければいけないことが一つ。
思いがけず長いシリーズになってしまいましたが、もうちょっとだけ続きます。