進学先からの招集日は入学前に2回あり、各回とも子どもたちには宿題が課され、親向けには今後の学校生活における注意点や購入物の案内、校則の説明などがありました。
その際、入学前にご相談したいことなどがあれば受け付けますとのことだったので、ここで迷ったのが息子の特性を事前に伝えておくかどうか。
息子は5歳から自治体及び民間の療育機関に、そして小1からは小6の卒業直前まで通級に通っていました。日能研にもその特性はオープンにしてきましたが、実はここまで医療機関による発達障害の診断は一度も受けていません。
↓医師の診断を受けていなかった理由
診断がなくとも公立の中学に通う場合は今までの小学校から支援内容の申し送りなどしてもらえますが、私立中に進学する場合は自治体の支援から離れることになるのでそれがありません。全て自己申告にかかってきます。
さて、どうする。
私の意向は
何か問題が起きてからでは遅いから、息子に発達障害の傾向があることは早めに学校に伝えておいた方が良い。
夫の意向は
問題は起きないかもしれないから、何か問題が起きるまで学校には伝えなくて良い。
まるで反対。
もともと夫は「周りから色眼鏡で見られるのではないか?」との理由から通級もあまり賛成派ではありませんでした。
↓通級について
今回も「新しい環境に入る中で、最初から『あの子は障害がある』と学校関係者にイメージがついてしまうのはどうか」という意見でした。
言いたいことはわかる。
実際に入試を突破して入学する権利を得た中で、まだ問題が起きていないうちからマイナスイメージでスタートするのは息子にとって良くないかもしれない。
この学校が発達障害に対してどのくらい理解があるのかもまだわからない。
そうだね、問題は起きないかもしれないしね…
とこの時は夫の意向で進めることにしたのですが…
その2か月後、やっぱり先に伝えておけばよかったなあ…と後悔することになるのでした。
↓2か月後の出来事